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2011/08/20

インドのSIMカードを試す

インドに行ったら遺跡見学、そしてそこでFoursquareにチェックイン…ってとても流行に踊らされている気がします。とは言え、電話代が安いと言われているインドですし、せっかくSIMフリーのNexusOneを持っているので、インドでも使わない手はありません。早速情報収集から始めました。

インドにはいくつかキャリアがあるようなのですが、ウェブの情報を漁っているとAirtelというキャリアがカバー範囲が広くて安定している様子。さらにいろいろ探ると、Delhi空港の到着ゲートの目の前にブースがあり、そこでSIM購入が可能とのこと。早速現地でチャレンジして見ました。

以下ブースについたときの会話メモです:
「3Gのデータ通信をするためのSIMがほしい」
「機種は何?」
「n1」
「オッケー。どのくらいチャージする?」
「最低額はいくら?」
「Rs.200だけど、それでは少なすぎるわ。」
「音声通話はいらない。少ないの?」
「料金は音声通話と一緒にチャージするから。少ないと思う。」
「じゃ、Rs.400のチャージで。クレジットカード使えるよね?」
「オッケー。端末を貸して」
(奥のオペレータがセットアップ開始)
「証明写真が必要よ。持ってる?」
「持っていない。」
「ノープロブレム。デジカメで撮って印刷するから問題ないわ。じゃぁ、申し込み用紙に記入してね。」
(ここら辺はウェブの情報の通り。10分位でセットアップが完了。)
「できたわよ。」
「おいおい、音声だけしか繋がっていないじゃん。ブラウザでアクセスできていないじゃない。データ通信をしたいんだよ。確認してよ。」
「おかしいわねぇ。ちょっとアンタ、アクセスできていないわよ。」
(奥のオペレータがさらに10分位かけてセットアップ)
「アクセスできたみたいわよ。全部込みでRs.900になるわ。」
「はい、クレジット。」
「ごめんなさい、カードは使えないの。」
「え、使えるって言ったじゃん。入国直後で現金持っていないし、困ったなー。」
(ATMや両替所で現金入手を試みるが、ATMは動作せず、両替所では法外なボッタクリレートで断念。かと言って、既にセットアップしているカードをもとには戻せない。仕方がないので、一緒に居たタクシードライバーに立て替えてもらった。)

ということを入国直後に行い、3G SIMカードをゲット完了。

ただしホテルに着いてからよく見ると、それは確かに3G対応のSIMカードだったのですが、データ通信が2Gになっていました。せっかくなので3Gにして高速データ通信にしようと思い、変更方法を会社の人に問い合せてもらいました。問い合わせはインド人同士でも(案の定)大変そうで手間を取らせて申し訳なかったのですが(自分で電話をしなくて良かったとも思いました)、「契約変更は電話でオーケー。Rs.99必要だがプリペイドの残高から引いておく。初期容量4GBまで使える。超えたらプリペイド代から引いていく。」とのこと。非常に安いので、即変更してもらいました。初期容量4GBって太っ腹(w)

そして晴れて3Gのデータ通信の環境が整いました。総額Rs.900ですので、日本円で1800円くらい(当時)。音声+4GBデータ通信(速度制限なし)ということで、b-mobileのFairがあり得ないくらい高額に思えてきました。ただし、きっといきなり繋がらないとか、完全に圏外なエリアが広大だとか、インド特有の事情があるのだと思います。

最後に、Airtel 3G SIMの設定画面を載せておきます。これでオペレータがポカミスしても、自分で設定可能ですね。

2011/07/19

インド出張へGo! - 復路

さて、いよいよエキサイティングなインドでの仕事を終え、帰路に着きます。帰路は来たときと同じ、シンガポール経由で帰ります。

デリーからインディラ・ガンディー国際空港までタクシーで一時間くらい、、、と思っていたら焦ります。2時間以上見ておいたほうが安全でしょう。というのも、渋滞を避けるために高架橋があったりするのですが、その上で渋滞にハマってしまいました。立ち往生して出るにも出られず、タクシードライバーも不安になって前のほうに様子を見に行ってしまったり…。なんとか渋滞が解消され空港にたどり着きましたが、みていた余裕がほとんどなくなっていました。

空港に着くと入り口で軍人さんによる検閲があり、パスポートを見せると入れます。外国人ならほとんどスルーできると思われます。次にe-ticketでチェックインを済ませ、手荷物の分だけ航空会社の"ふだ"をもらいます。このふだをウェストポーチなどの手荷物全てにつけておき、出国審査でスタンプを教えてもらうようにします。札をもらうことと、スタンプを貰うことが重要なので、きちんと押さえておきましょう!飛行機の登場間際まで手荷物につけたままにしておきます。

チェックインを済ませたら、チェックイン時にもらえる出国届けを書きます。出国審査に進む際に、提示する必要があります。出国審査に進むと、手荷物一つ一つを念入りにチェックされます。とは言っても通常はパスできると思います。持ち込みが禁止されているルピーは、もしお財布にあるのが発見されると取られてしまうかもしれません。前に並んでいた現地人がモメていました。

出国手続きを済ませると、広大なお土産スペースでくつろぐことになります。例えばここでお茶を買ったりカレーを買ったりすると、街中のスーパーの何倍もの値段になってしまうのですが、割と質のいいものを手に入れられるようです。中でもカレーのレトルトパックはなかなか評判がよかったです。(一方お茶については、スーパーで買ったTwinningsの詰め合わせパック(Rs.200くらい)が好評でした。)空港では各種ラウンジがありますので、使うのもひとつの手。空港が新しいこともあり、成田空港のラウンジはどうしてあんなにショボくておじさんばっかりなんだろうと思ってしまうほど、お洒落で落ち着けるラウンジが用意されています。

さて早速エアインディアの飛行機に搭乗すると…三列席の真ん中にインドのマダムが座っていてハミ出している状態。隣の旦那に寄りかかればよいのに、こっちに来る。英語で話しかけて注意を促しても聞かず、英語がわからないのかと思っていたら、降りる際に英語を喋っていた。。。不快な6時間くらいでしたので、このあたりの記載はちょっとパスします。まぁ女性優先主義であったりする文化だったのでしょう。自発的に何かを譲るのは良いけど、一方的に強要されるのは男女不平等的にNG。

シンガポール空港で乗り換えになるのですが、往路とは違い、ここではおよそ5時間待ちのロス。お土産を見たり、食事をしたりして過ごしますが、ラウンジに行ってみました。


海外の空港のラウンジはとても快適で、広々ゆったり快適スペース。ネットもタダなので、ゆっくりと過ごします。どうして成田のラウンジはあれほどちゃちくて、でも皆お金を払って入るのだろうか、と思ってしまいます。ホスピタリティという観点において、狭い国土が故に、大きなデメリットがあるのかもしれません。

さて、5時間ほど待って搭乗時間がやってきたのですが、飛行機が遅延しています。中華訛りの英語で「クリスワールドが起動しないのでメンテナンス中」だとか「搭乗員が揃わない」だとか、ちゃんと聞き取れませんでしたが、追加待機となりました。中には疲れはてて、こんな姿になっている方も…できれば日本人であるとは信じたくはありません。


待つこと一時間ほど。やっと搭乗を果たすと、いよいよ日本に帰るんだなぁという郷愁感に満たされます。というのもそこにはカレーがなかったり、ベースカラーが黄色でなかったりするためです。


インドはとてもエキサイティングな国で、カレー野郎には堪らない食事の連発でしたが、やはり慣れ親しんだ文化感というのは安心するものです。もう乗ってしまったら成田ということもあり、シンガポールからの帰路はぐっすりと休んで帰りました。

そして無事に帰宅。二週間弱の短い出張でしたが、非常に感慨深いものとなりました。このレポートを書くのが遅くなってしまいましたが、今後何かの役に立てたら幸いです。途上国は変化がまばゆいので、くれぐれも最新情報を各自チェックの上、安全に渡航されてください。

2011/07/18

インド出張へGo! - トイレ


さて、多くの方が不安に思うインドのトイレですが、、、


特に平気でした!

もちろん街中に行くとどういうおトイレがあるのかわからないですし、田舎のほうでは河から上がってきている人やところどころでしゃがんでいる人をお見かけしましたが、ホテルと空港とオフィスは安全でした。



特筆すべきは、上の画像の赤丸で囲った部分。地球の歩き方を読んでいても度々出てくるマジックツール。どうやらインドの方々の手動ウォシュレットのようなのですが、、、使い方がわかりません。地球の歩き方によると小さなバケツがあって(実際会社のトイレにはあった)それに水を組み入れながら、☆chapi☆chapi☆

うーん、純粋な日本人には想像できませんので、Youtubeなどで使い方を検索してみてください!


なお、あるホテルは水漏れしていたりしましたが、それはアメリカのホテルでも同じようなことが起こるので、対処してもらえれば問題なしのレベル。出張で行くようなきちんとしたホテルは衛生面も安全と思って大丈夫です!

それでは、次回はやっと仕事も終わって復路についたときのメモを書きます。

2011/05/29

インド出張へGo! - ことば


インドと言えば、何語でしょうか?Wikipediaを見てもそれは明らか、生活同様にカオスです。公用語であるヒンディー語から、第二言語でとなった英語、古のサンスクリット、そしてフランス語・ポルトガル語まで多彩に及んでいます。公用語であるヒンディー語については、インドの人から「覚えるのは無理、だって我々だって文法をよく知らんもん」などと言われる始末。それを聞いたとき、「えっ、何この国ぃ〜」と思ってしまいました。

とは言え、首都デリーではヒンディー語で誰とでも話すことができるもようです。英語もきちんと教育を受けている人は話すことができます。

英語がネイティブでない者同士というのは留学生同士で話す状況と同じで、非常にやりやすい。アメリカ人と話すのとは違って、英語が砕けておらず、割と正しい文法で会話ができる。日本人の文法重視の英語が使えます。また、いわゆる"カタカナ英語"でも通じてしまいます。今ではすっかり"r"と"l"の使い分け、まったくしていません…。コテコテの日本人にとっては、非常に助かる国となっています。

というように、とりあえずビジネスとしては学生時代に勉強した英語があれば問題はそれほどないでしょう。

しかし、せっかく他国に赴いているのでその国の言葉で会話してみたいものです。前述の通り、ヒンディー語は文法がきちんと定まっていないとの現場の声。一方で、「語順が日本語と同じようだから、単語を覚えて並べればなんとか通じるはず」との声もありました。なるほど、日本語も文法が決まっていませんものね。

とりあえず一文一文をJTBのイラスト会話ブックを覚えつつ、話してみることにしました。

すると!どうも本のカタカナをそのまま読んだだけで通じてしまいます。これは正直驚いた。若干イントネーションに違いがあるようで本から読み取るのは難しいですが、例えば「ピルミレンゲー」と言えば、さようなら、また会いましょう、と通じてしまいます。飛行機のアナウンスで「ダンニャワ〜」と聞こえるので、本ではダンニャワーとしっかり記載されているのと違って、語尾が弱くなるのかなという留意点くらいです。

まだ勉強中なのですが、簡単な会話なら上記の本で十分。まずは一文一文暗記して発音していくことから単語を覚え、日本語と同じ語順で応用していくことをチャレンジしたいと思います。


それでは、次は生活の真髄、インドのトイレについて語ります。

2011/05/08

インド出張へGo! - デリー市内観光

書く暇もなく働いていたら、次の出張が決まってしまいました。なんとか出発前に前回の出張記録をつけなければなりません。

今回はタクシーで巡ったデリー市内の観光スポットを紹介します。一日かけて行った場所は、
  1. クトゥブ・ミナール (Qutb Minar)
  2. ダリ・ハート (Dilli Haat)
  3. インド門 (India Gate)
  4. フマユーン廟 (Humayun's Tomb)
です。これらを順番に紹介します。

はじめにクトゥブ・ミナールに行きました。デリーの南のはずれにあります。ミナールとは"塔"を意味するらしく、そこには70メートルものレンガ造りの塔が立っています。地震の影響により現在は立ち入り禁止となっているそうですが、中に登ってみたかったです。

塔のある一帯は公園のようになっており、デリー市の雑踏をよそに静寂そのものです。緑色の大きなインコやリスが生息しています。塔だけでなく、崩壊しかけている古い建物が点在しています。どれもレンガ造りです。葉っぱのような形状に組み上げることで強度が確保できている、数学で計算しつくされたムガール建築なのだとのこと。

次に行ったのは、Dilli Haatです。これはインドの工芸品を扱っているお土産市場です。外国人もたくさんいますが、インドの方も買いに来るとか。タクシードライバーが勝手に連れて行くマーケットとは異なり、非常に良心的な価格です。しかしその価格ですら現地の人に言わせれば「外国人向けdouble price」だそうで、インドの人に根切り交渉をお願いし、実際に半値でいろいろ買うことができました。実はさらに値切って半値以下でストールなどを買ったのですが、半値までは交渉可能なことは確かですので、そこまで行けば買いでしょう。わずかな入場料(Rs.15)がかかりますが、お土産を買うならここです。

次はインド門(India Gate)です。これはデリーの中心にあります。非常に大きなゲートが公園の中にあり、そこには約1万5千人もの戦没者の名前が刻まれています。インドの方にとっても修学旅行や家族旅行の行き先のひとつとなる対象のようです。

最後にまわったのは、フマユーン廟(Humayun's Tomb)です。これは所謂お墓なのですが、、、広大な敷地と手入れされた庭園、そして立派な宮殿のような"お墓"。見る者を圧倒します。やはり歴史的な赤レンガ造りなので、日本の建築物と比べて、インドの石文化には驚かされます。ところどころ修復中で、今でもその努力が弛まなく続いています。

さて、以上は一日でまわった内容です。現地会社の人がガイドしてくれて、タクシーでまわったため、非常に多くを時間をかけて見ることができたと思います。もし日本人だけで行くと、変なマーケットに連れて行かれたり、セールスが激しかったりして、中々思うようには行動できないかもしれません。何が起こるかわからないのがインド。なるべくゆったりとした時間を持ちながら回るのがよいでしょう。

次のページでは、「ことば」について思ったことを書きます。

[移動手段 | TOP | ことば]

2011/02/28

インド出張へGo! - 移動手段


記事を書くのに、長らく間が空いてしまいました。忘れないうちに、どんどん書いていこうと思います。

さて移動手段についてですが、出張ということもあり、私が使用した移動手段はタクシーのみでした。見る限り移動手段として存在するものは、
  1. リクシャ (rickshaw)
  2. オートリクシャ (auto-rickshaw)
  3. オートバイ
  4. バス
  5. タクシー
  6. 電車(メトロ)
  7. 自家用車/レンタカー
です。下記のビデオは信号機ありの交差点で停車中に撮影したもので分かりにくいのですが、街中の交通はほとんどカオスです。

リクシャーは自転車に荷台をつけて、人を運んでくれる乗り物。痩せたおじさんが一生懸命自転車をこいでくれるものであり、スピードには期待できず、そして車から弾き飛ばされる危険も伴います。タクシーに乗っているとき、「邪魔だ」とクラクションを鳴らすドライバーが本当に引いてしまうのではないかと、見ているだけで危ない存在でした。日本で人力車を「じんりきしゃ」と発音しますが、「(じん)リキシャ」と「リクシャー」はつながりがあるのかな、と思いました。

オートリクシャーはリクシャーの自転車がオートバイになったもの。馬力がアップし、運転席と二人ようの後席のレイアウトに、左右にぶら下がる技を駆使して9人で乗っている姿も見かけました。ガイドブックでは「オートリクシャーに乗って…」とありますが、リクシャーと同様に、車で轢かれたら木っ端微塵の存在。タクシーには邪魔者扱いでクラクションの集中砲火。安心して乗れるものではないと思いました。

オートバイは地元の人にとって(特に若い男性)非常にポピュラーな乗り物。車は古い型式が多かったりしますが、オートバイはデジタルメーターなどを装備した、比較的新しいモデルが走っています。大型バイクはほとんどなく、小型バイクが主流で購入しやすいのでしょう。オンロードバイクでも、ガタガタ道のほとんどオフロードを走り、そして段差も乗り越えて走ります!インド固有のバイクメーカーもあるそうです。

バスもあるのですが、バス停はすごい列になっているし、走っているバスに飛び乗ったり、ぶら下がって乗っているケースもありました。お金は中で支払うらしいのですが、どうやって車掌が巡回しているのかわからないくらい。洗車という概念はなく、ドロドロや錆まみれのバスが普通に走っています。これに乗るのも勇気がいります…。

タクシーが一番安全かと思いましたが、左右の車との車間距離が5cm未満で普通に走っていくドライバーが多く、乗っていて横を見るたびにヒヤヒヤ。しかし一番安全です。あとはドライバーを信じるのみ。事故っても黙って乗っていて降りない様にしましょう。後部座席でもシートベルト必須です。ちなみに私が乗ったタクシーは、トヨタのイノーヴァ。日本では売っていない車種ですね。

ガイドブックにて、トラブルについての記載が多い一つが電車。デリー市内では地下鉄の拡張工事が行われており、これを使うとデリーの観光がしやすくなるのは分かっているのですが、やや心配。インド人に事情を説明すると、「ノープロブレム」のご返答が…。Noida方面からのアクセスも良いので、次回はチャレンジしてみようかと思っています。

最後に自家用車。まず新車は見かけませんし、新車の状態でいられるのも2〜3ヶ月ほどでしょう。交通事情が異常なので、日本のように車を綺麗に新しく保つという概念は捨て、いかに安全でいられるかに注力するべきです。横にいる車に気を使うことはなく、再度ミラーを閉じて走る車、最初からサイドミラーが付いていない車が多いです。おそらく運転して切り抜けられる日本人はいないと思われます。その意味ではレンタカーも厳禁で、日本でいかに運転がうまかろうと、インドのドライバーのテクニックには敵いませんし、オロオロしていると都内以上に迷惑この上ないです。おとなしくタクシーに乗るのが良いでしょう。

それでは、次の項ではタクシーを使ってデリー観光をした際のおはなしをします。

[食事 | TOP | デリー市内観光]

2010/12/24

インド出張へGo!

インドの発達は凄まじいものがありますね。最近、都内では中国人のほか、インド人もちらほら見かけるようになってきました。

自分の会社でもインドとの取り引きを多くするようになり、仕事を共同で行うようになり、そして自分も出張することとなりました。

インドと言えば、学生時代の憧れの土地。写真集を買って見てみたり、知り合いの旅人から絵葉書をもらったり…。しかし行きませんでした。特に理由はありません。機会がなかっただけ、行動力が欠けていただけ。

が、機会は突然現れました。仕事はなるべく日本で終わらせ、ワクワクして行ってきたのでここにリポートします。

なお、このレポートはあくまで出張なので、旅行記のような楽しい物にはならないと思います。むしろトラブルシューティングや今後どなたかの参考にでもなればと思います。また、無論ですが、ここの内容については保証はしません。自分の命、財産は各自管理してください。そのようにしなければならない国、それがインドでした。

また、渡印する前に地球の歩き方を読んでおくべきでしょう。少し大げさなきがしますが、最初の120ページに警告やトラブルが満載です。各ページの下部にあるメッセージも…。この異様さだけでも、怪しげなスパイスを感じることができるでしょう。

それでは長くなりましたが、下記がこのレポートの目次になります。今後、さらなる出張があれば、随時情報をアップデートしていくつもりです。

  1. ビザ編
  2. 出張持ち物リスト
  3. 往路
  4. 通貨
  5. ホテル
  6. 食事
  7. 移動手段
  8. デリー市内観光
  9. ことば
  10. トイレ NEW!
  11. 復路 NEW!

いろいろトラブルも目立ちますが、もしカレー好きな人であるなら、行って絶対に後悔しない国です。ワクワクしながら行ってみましょう。それでは、良い出張を!。

[TOP | ビザ編]

2010/02/24

アメリカの国立公園へ行こう - 準備編(どのように宿泊するか?)

さて、これまではどこに、どのようにして行くかを説明してきました。準備編の最後としては、行った先でどのように宿泊するかを述べたいと思います。

アメリカの国立公園は広く、大抵の場合、一日では回れません。したがって、日帰りの旅程を組むのは大変で、どこかに泊まらなければなりません。また、アメリカ人の旅行スタイルは、あるポイントに数泊するのが普通らしいです。そのため、実は国立公園内やそのゲート周辺には宿泊施設がたくさんあります。また、大自然を楽しめる国立公園ですから、中にキャンプ場もあります。

以降では、国立公園内の宿泊施設、ゲート近辺の宿泊施設、国立公園内部のキャンプ場について感じたことを簡単に述べたいと思います。

はじめに、国立公園内の宿泊施設についてです。
    国立公園内の宿泊施設は、大抵の場合、泊まる第一候補と考えるべきでしょう。その場所ゆえに、神秘的な自然を夜から朝にかけてゆったり楽しむことができ、また日中はあまり現れることのない動物たちにも会うことができるかもしれません。加えて、後述のゲート近辺の宿泊施設は国立公園の見所から車で数十分と離れている場合があります。公園の重要なポイントに泊まることができるため、時間をフルに活用できます。最後に、非常によく管理されている場合が多いです。ほとんどのアメリカのホテルは日本のホテルの並以下の管理レベルですが、国立公園内のホテルは(一部を除いて)並以上、かつ、ホテルマンもしっかりしています。 
    ただその反面、デメリットもあります。人気が高いため、比較的(というか断然?)費用が高く、そして予約を取りにくいですのです。数日前ならキャンセル可能な風習のため、一年くらい前から予約を入れておくのが常のようです。
    しかし予約が取れなくても落胆する必要はありません。投機的な予約によるキャンセルが絶対に発生するので、(とりあえずどこかの宿を確保しておいて)出発日まで毎日予約電話をしたり(インターネットの予約テーブルは更新されないことがあります!)、当日早めに行ってゲートで問い合わせをすると宿泊できることもあります。 また、通常予約するにはそのホテルのサイトやアメリカ国内の予約サイト(expedia.comなど)を利用するのですが、既にそれらから先行予約していると思われる海外のサイトを使って予約することもできます。
    例えば、楽天トラベルの海外ホテル検索です。このサイトは一週間くらい前までは様々なホテルに対して先行予約をかけているようで、アメリカ国内で予約がいっぱいであっても、結構予約することができます。 
    ただし、一週間以内に予約可能な状況は見たことがないので、当日出先でチェックしても予約が取れないのが欠点です。

つぎに、ゲート近辺の宿泊施設についてです。
    ゲート近辺の宿泊施設は、国立公園の見所から離れているために不便です。そのため、若干値段が安くなっていますが、ハイシーズンはそれなりに高くなります。国立公園内で予約が取れなかったから、ゲート近辺で泊まる方が多いように思えます。

最後に、国立公園内のキャンプ施設についてです。
    実は、これがすごくお勧めです。
    一番のメリットは、大自然を身近に感じながら国立公園を楽しめること。川のせせらぎ、動物や鳥の鳴き声、澄んだ空気、大空の星々…。日本では知ることのできなかったたくさんのことを知ることができるでしょう。テントを張って、ゆっくりと自然にとけ込んでみてはいかがでしょうか?
    二つめのメリットは価格です。高々$20(≒2,000円)程度で一泊することが可能です。割当エリアも日本のようにすし詰めではなく、テントが何張りもでできそうな区画を占有することができます(予約時に人数とテント数の制限があることも)。アメリカ人はここに南極探検用基地のような大きなテントを持ち込んだり、キャンピングカー(=RV)やSUVで乗り入れています。そのために、そのくらいのスペースが必要なのでしょう。食事もバーキューをする場所が設置されているので自分で作っても良いですし、国立公園内のレストランを利用しても良いでしょう。
    Wenzel Ponderosa 10- by 8-Foot Four-Person Two-Room Dome Tentテントは、ウォルマートターゲットと行ったスーパーで、$30〜$50(≒3,000円〜5,000円)くらいで買うことができます。日本でテントを買う際にはコールマン等の安いテントを買うと水がしみ込んできて大変なことになりますが、もし行き先が雨期でなければ安いテントで問題はありません。むしろ安いテントははじめから雨天での使用を想定していないので、ところどころメッシュで通気性がよく快適です。ただしそのため、くれぐれも雨天での使用は避けましょう。
    もちろんキャンプ場を利用する際のデメリットがあります。やはり、ホテルに比べてシャワーやバスタブがないといったデメリットはあります。ただし、湿気がなくさらっとしている気候では、アメリカ人のように川で泳いで汗をすすげば良いのかもしれません。一泊目はキャンプ場、二泊目はホテル、といったプランも楽しいかもしれませんね。
    国立公園内でのキャンプ場は、現地でそのまま申し込むタイプと事前に予約が必要なタイプがあります。事前に予約が必要かどうかは、国立公園サイトからダウンロードできる各公園のパンフレットやニュースレターに記載されています。予約ができなくても当日空きがでる場合がありますから、予定を延長して延泊したいなと思ったらキャンプ場は良い手段かもしれません。直接申し込む場合は、午後4時前くらいには現地に行かないとレンジャーがいなくなります。レンジャーさんがいなくなっても、空きエリアに料金を払ってマークを付けて宿泊することは可能ですが、なるべくレンジャーさんがいるうちに行った方がいいでしょう。
    最後に、国立公園内のキャンプ場を使用する際に重要次項があります。それは大自然の中にいるということ。大自然を汚さないためにゴミを残さないことや、夜遅くまで騒がないことはもちろんマナーです。それに加えて、アメリカの国立公園では、他の動物が生息しているということを気に留めておく必要があります。特に、熊には要注意です。食事が終わったら、食料やジュース、ハミガキ/シャンプーなどの洗面具はフードロッカーと呼ぶ鉄のロッカーに入れなければなりません。車の中での保管は不可です。こうしないと、キャンプ場に熊を呼び寄せ、キャンパーと熊の両者に悲惨な結果をもたらします。このことは、キャンプ場の各所やレンジャーが呼びかけていますので、その公園やキャンプ場のルールに絶対に従うようにしましょう。

さて、以上で準備編を終わろうと思います。

私も突然巡り始めたものですから、まだまだ経験が足りません。もしかしたらもっと良いTipsがあると思います。そうしたらぜひコメントなどで教えてください。次回行くときに活用させてください。

それでは次回からは、私の行ったことのあるところを写真を交えて書いていきたいと思います。ある意味自分のための記録になりますが、もし他の方々の参考になれば幸いです。

しかし少しずつしか書けないので、そのレポートスピードはご了承ください。

[準備編(どのようにしていくか?)]←[トップ]→[ヨセミテ公園トップ(準備中)]

2010/02/08

アメリカの国立公園へ行こう - 準備編(どのようにしていくか?)

どこに行くべきかが決まれば、どのようにして行くか、ですね。

私の場合はSFエリアからの出発で、飛行機が好きでなかったので主に陸路をプラニングしました。しかし日本から行く場合や、遠くの国立公園に行く場合など、飛行機を使うしかないと思います。また、飛行機を利用して空港についた後には(鉄道やバスなどはほとんどないですから)レンタカーによって移動することになります。

ここでは、それらの予約などについて私が知っていることを説明したいと思います。また国立公園のパスについても述べたいと思います。

はじめに航空券です。

飛行機を利用しようと考えたことはなかったのであまり詳しくはないのですが、アメリカでは航空券の格安チケットというものは存在しないそうです。ではどうやって航空券をリーズナブルに手に入れるべきなのか?それは
  • ある日本人の方に聞いた話ですと、航空会社のウェブページから直接予約する。
  • ある学生に聞いたところだと、expediakayak.comで最安値を検索する。
のが良いそうです。最安値かどうかはわかりませんが、実際いくつかのサイトを見たところ、確かに最も安そうな価格が提示されていました。いろいろなサイトを調べまくる手間やクレジットカード番号の情報漏洩不安などから、大手サイトで予約手段を統一しておくのは便利かと思いました。

しかしexpediaなどのフライト料金ですが、日によってすごく上下します。数日前までは割と安かったのに、モタモタしていたらあっというまに値上がりしてしまって。普段から価格をウォッチしておいて、安いうちに予約をしておくのが良いようです。
また、そのような状況下においても、「宿泊とセットだと何故かすごく安い」こともあるようです。このプランだと、普通に航空券を買うよりも、このプランを適用し、予約したホテルにはキャンセルなしで泊まらず他に行っても安いので、非常に悩んだこともあります。

また、飛行場が日本に比べて多数存在しますから、少し遠くの飛行場にしておいて、そこからレンタカーでアプローチするという手もあります。


次にレンタカーについてです。

まず、レンタカーは絶対に普通に予約してはいけません。必ずどこかからかクーポンコードを取得してから予約するか、予め大手レンタカー会社のクレジット会員になって予約したほうがいいでしょう。値段が全く違います。

クーポンコードは、アメリカに支社がある企業の方なら法人契約をされていると思いますので、会社経由で取得できると思います。そうでない方は通常取得しにくいのですが、大丈夫です。楽天トラベルの海外サイトレンタカーのページから申し込めばクーポンの設定が自動的に適用されます。(私の経験では、Hertzが割と新しい(≒安全な)車をそろえていているようで良かったです。)

実はこのことを知らずにいろいろコードを探しまわったりしましたが、時間がない場合もあって大変損をしたことがありました。ただその時は窓口での予約でしたので、「私はあの会社の者で、今はあの大学にいる。何かないの?」とかいろいろ説明をして、いろいろな割引きや最後に「私のスペシャルディスカウント」なるものまで引き出しました。アメリカでは、最後は人と人との交渉なので、会話をすることが大切でした。

交渉に関してですが、雪の降る地域に行かれる場合は四駆のレンタカーを借りることになるかもしれません。ウェブサイトでは、私の知る限り、 スタッドレスなどのチェック項目はないように思えます。予約後にメールフォームや日本支社経由などで確認をするのが良いでしょう。

    ところで、少々話しがそれますが、電話とナビについての情報です。 
    電話についてですが、プリペイドフォンを入手しておくとトラブルがあった場合に便利です。プリペイドフォンはおよそ本体$20(=2,000円)+初期通話代金$15(=1,500円)くらいで入手可能です。AT&Tなどの各キャリアのショップのほか、ウォルマートTargetSAFEWAYといったスーパーマーケットでも入手できます。購入後にアクティベーションと呼ばれるセットアップを行えばすぐに使用可能です。いきなり音声ガイドでセットアップするのは大変なので、購入時に「アクティベーションしてくれないか?」と聞いてから購入するのがいいでしょう。  
    TomTom XL 340-S 4.3-Inch Portable GPS Navigator次にナビゲーションですが、レンタカーを借りればだいたい付いてきます。日本の高機能なナビではなく、単にGPSでガイドしてくれるだけのものです。しかしアメリカでは住所が非常にシステマティックな上に道が込み入っていないので十分であります。逆に、簡潔な機能で十分である一方、それがないと砂漠などで不安になることがあります。地平線まで伸びる道で、「万が一道を間違えていたら。。。」と思うと旅程が台無しになってしまいます。レンタカーを借りるときには、必ずナビ付きの車を指定した方がいいです。もし出てきた車がナビなしであれば、その場で変更をお願いしましょう。柔軟に対応してくれることもあります。どうしてもナビ付きの車を得られなければ、ウォルマートTargetなどの電化製品を扱っているスーパーマーケットに行けば、ポータブルナビが$150〜$200(=15,000円〜20,000円)で売っています。これらはレンタカー付属のナビよりも高機能であることが多いです。また、安いクラスのもので十分です。不安な場合は予め、あるいは、道中で購入していきましょう。tomtom製ナビにすると、ガイドの音声を日本語にすることもできるので、非常に便利です。(注:設定にはPCが必要)


最後に国立公園のパスについてです。

国立公園等はほとんどのところで入場料が必要です。いくら必要かは、アプローチの方法によります。車で入場しようとすると、車一台あたり$20(=2,000円)ほどかかります。家族全員で$20とはファミリー指向のアメリカならではですよね。

また、期間もあります。期間は公園によって一日だったり一週間だったりと幅があります。一度入ると出るのが困難だったり、中に宿泊施設がないなどの事情があるように思います。

(例: ヨセミテ国立公園の場合、車一台7日間で$20)

料金は、国立公園に入るところでゲートがあり、支払います。前もって払うこともできるのですが、そうするメリットはあまりないと思います。レシートは必ず受け取って保管しておきます。紙のラベルをもらうこともあり、その場合はフロントガラスに内側から貼っておきます。いずれも再入場するときや、異なるゲートを出入りする際に必要です。

また、ゲートで料金を支払うと、その公園のニュースレターやマップをもらうことができます。近年エコに目を向けている国立公園では、不要だと言えば感謝してくれ、また帰りに不要なニュースレターとマップをリサイクルするための投函ボックスをもうけています。ニュースレターはウェブでも見ることができるので、予め目を通して現地でニュースレターを必要としないほうが良いでしょう。

ところでお得な年間パスというものが存在し、その値段は$80です。何度国立公園に行くかによりますが、一年間という長い期間に$80という価格は、非常に安いと思います。また、この年間パスには署名欄が二カ所あり、二人で共有することができます。知り合いと共有すれば、高々$40になります。

年間パスもゲートで告げれば購入することができます。真偽のほどはわかりませんが、「レシートを保管しておくことにより、そのレシートを代金の一部として使用できる」という話も聞きました。まずは一度国立公園に足を伸ばしてみて、もしハマりそうであれば早めに年間パスに切り替えるのが良いでしょう。

なお、年間パスは国立公園の他、国立レクレーションエリア(例えばGlen Canyon National Recreation Area)でも使うことができました。場所によって異なるかもしれませんので、調べてみてください。

ではアプローチのイメージが決まったところで、いよいよ宿泊ですね。次は準備編(どのように宿泊するか?)を載せたいと思います。

[準備編(どこに行くか?)]←[トップ]→[準備編(どのように宿泊するか?)]

2010/01/24

アメリカの国立公園へ行こう - 準備編(どこに行くか?)


アメリカの国立公園に行くにしても、
  • まずどこに行ったらいいのか?現地の情報はどのように入手するべきなのか?
  • どのようにして行ったらいいのか?
  • 現地ではどこにどのように宿泊できるのか?
などのハードルの高い難関があります。

私も最初は全く情報を知らなかったので行くのに躊躇していました。少しずつ情報を集め、足を伸ばす回数を重ねるにつれて、Tipsが蓄積していきました。これら3つをひとつずつ紹介したいと思います。


はじめに、「どこに行くべきか?」についてです。答えは簡単、「行きたい場所に行くこと」です。どの国立公園もすばらしい魅力がいっぱいです。有名なところに行くのも良いですし、もし米国内にいるなら近場に行くのも良いと思います。


ではどのような公園があるのかについてですが、予めご存知の方ならともかく、突然の赴任などで全く情報もない方もいらっしゃるはずで、そのような方は困ってしまうと思います。そのような場合には、ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方 アメリカ国立公園」をゲットすることをおすすめ致します。後述の国立公園のサイトからたくさんの情報を(ほぼ英語になりますが)得ることはできるものの、さーっと全体を眺めるには「地球の歩き方」が一番多いように思いました。実際に、赴任されているほとんどの方もこの本を持っていました。また日本人に向けた見所が案内されていると思います。なぜ日本人に向けた観点が必要かと言うと、安全面や生活習慣の点のほか、自然や動物に関する価値観が異なることもあるからです。このような解説、注意書きは英語の文献からは得られません。

ただし、この本の問題点は、目的地ポイントの住所が多々書いていないことがあること。現地レンタカーのカーナビは住所を入れると、ほぼ完璧にルートを示してくれ、迷うことなく辿り付くことができます。しかしこの本では住所が書いていないことが多くあります。従って、もし宿泊地や観光ポイントを決めたのならば、その住所を別途メモっておきます。そうすれば、「本に住所が載っておらず、ナビの設定ができない!」というピンチを回避することができます。ちなみに現地に行って訪ねたり、電話で解決というのは難しい場合があります。英語の壁もありますが、アメリカは日暮れになってからはぐっと人の数が減ります。夜に人に対して声をかけるチャンスはあまりなくなりますし、自分も相手も少なからず警戒せねばなりません。旅先での無用なトラブルは避けられるように、準備するべきです。

では、現地での詳細な情報をどのように集めることができるか?ですが、私はだいたい主に下記の情報源を利用していました。
英語のサイトは読むのは大変ですが、地球の歩き方には書いていないような、新鮮で詳しい情報が載っています。特にPDFで配布されているパンフレットは重要です。みどころ、マップ、交通情報のほか、熊に対する対策や公園内でのマナーなどが記載されています。国立公園に入場する際にゲートで同様のパンフレットをもらえるのですが、情報が安全に関わり必要不可欠なものもあるので、予め目を通しておくのが良いでしょう。日本人にメジャーなヨセミテ公園などは日本語のパンフレットも存在します。

    次項からはどのようにプラニングをするかを少し述べます。その前に少し余談になりますが、もしいろいろ調査している時間がなかったり、初めての海外で少し不安だったりするようであれば、現地ガイドを利用するのも良いかもしれません。ザイオン国立公園やグランドキャニオンでは、現地のアメリカ人(+日本人)による日本語ツアーガイドがあるようです。ちょうどコースが同じだったようで、行く先々で遭遇したりしました。そのアメリカ人ガイドはイケメン(笑)で、要所要所を流暢な日本語で説明していました。ドライブの疲れを感じることがなく、連れて行ってくれるのは楽でいいなぁと思ったものです。

では、次回は準備編(どのようにしていくか?)を載せたいと思います。

[アメリカの国立公園へ行こう]←[トップ]→[準備編(どのようにしていくか?)]

2010/01/20

アメリカの国立公園へ行こう


アメリカの魅力ってなんでしょう?

それは人様々だと思います。私の場合は、国立公園でした。

はじめは日本の国立公園と同じように思っていたのですが、デスバレーに行って見たらびっくり。一つのポイントを見るために150Kmも走らなければならないほどの広大なエリア!まるで南関東がすっぽり納まってしまっているかのようでした。(デスバレーの範囲は約13,500Km2。偶然にも南関東も約13500Km2なんです!)

それ以来、アメリカの国立公園のサイトでパンフレットに目を通し、休日出勤(通学)をして休みを貯めて出かけたものです。幸いにもサンフランシスコ南に住んでいたため、比較的楽に車でいくつかの国立公園にお出かけすることができました。

このページでは、カリフォルニア在住の方やカリフォルニアに渡ってから国立公園巡りをしようとしている方に向けて、国立公園を巡った際のポイントなどを紹介して行ければと思います。

さて、はじめに私の行った国立公園は下記の通りです:
  • カリフォルニア・ネバダ近辺(赤と緑のマーク)
    1. ヨセミテ国立公園
    2. キングスキャニオン国立公園
    3. セコイア国立公園
    4. デスバレー国立公園
    5. クレーターレイク国立公園
    1. モノレイク
    2. レイクタホ
    3. ポイントレイズ国定海岸
    4. Area51
  • アリゾナ・ユタ近辺(橙と青のマーク)
    1. ザイオン国立公園
    2. ブライスキャニオン国立公園
    3. レインボーブリッジ国定公園
    4. アーチーズ国立公園
    5. キャニオンランズ国立公園
    6. グランドキャニオン国立公園(ノースリム)
    1. グレンキャニオン国定レクリエーションエリア
    2. ホースシューベンド
    3. ロウアーアンテロープキャニオン
    4. モニュメントバレー
    5. メキシカンハット
  • ワイオミング近辺(黄のマーク)
    1. グランドティトン国立公園
    2. イエローストーン国立公園
アルファベットのマークは、正確には、国立公園(national park)ではありません。国定公園や国定レクリエーションエリア、そのほかを含み、個人的に趣き深かった見所です。ビジターセンターがあることもあり、訪れる価値がある場所ですので、一緒に紹介することにしました。

なお、「国立公園」や「国定公園」として日本語では分類しているようですが、英語では両者とも"national 〜"と言います。日本語に直すときに「国立」と「国定」を使い分けるのにどこかに明確な区分・違いがあるのかもしれませんが、ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方 アメリカ国立公園」によると、
本書では、ナショナルパーク(=National Park)を国立公園、ナショナルモニュメント(=National Monument)を国定公園と訳しています。
との記載がありました。(p.5)

そうすると困るのが、National Recreation AreaやNational Seashreです。このサイトでは、「国立」「国定」「ナショナル」と表記が揺れてしまうかもしれませんが、どうかご容赦下さい。


さてそれでは、私が行った国立公園について少しずつ記述していこうと思いますが、その前に準備編として旅行のTipsを記そうと思います。

準備編へ続く。

[トップ]→[準備編(どこに行くか?)]

2009/05/16

春のヨセミテ国立公園

先週、またヨセミテ国立公園に行ってきました。


前回は雪化粧なヨセミテ国立公園でしたが、今回は見事に新緑でした。また、雪融け水の量も半端でなく、大きな奥入瀬渓谷といったもよう。ブライダルベールフォールは、滝の水量が有り余って辺り一面水しぶきを撒き散らしています。傘を持っていたものの、横からの水には対処できず、ずぶぬれ。慣れている方はカッパを持っていました。しかし、その水しぶきによって奇跡的に虹が二つも重なる現象を見ることができました!


ルートも公園の規模も把握できていたため、今回はピンポイントでグレーシャーポイント行き。ちょうど数日前に雪が融けてオープンほやほや。ウェブページをチェックしていないとわからない情報だと思うので、グレーシャーポイント自体はそれほど込んでいませんでした。ちなみに、スタンフォードからは片道5時間でした。交代で運転してくれた相方に感謝。

グレーシャーポイントからは、ヨセミテバレーを一望することができます。ハーフドームもほぼ側面から眺めることができます。1000M下にあるマーセド川がゆらりと蛇行しながらヨセミテバレーの底を這っているのが見えます。グレーシャーポイントから谷底まで2~3時間で下ることができるトレイルルート"Four Mile Trail"もあり、ツアーバスに乗れば再び帰ってこれるそうです。



グレーシャーポイントからの眺めも絶景ですが、その手前にあるWashburn Pointからの眺めも最高!ヨセミテバレー背後に広がる大地をポカっと口をあけて堪能することができます。ハーフドームに登るときは、マーセド側沿いにバーナルフォールとネバダフォールを経由して進みます。なんとも素敵な山登りコースです。


今回も写真を撮りすぎてしまって整理が追いつかず、Panoramioに主な写真をアップしました。

帰りはEl Portalからマーセド、ギルロイを通って帰宅。このルートは北周りよりも少し時間がかかりますが、街があって寄り道もできるし、道がのんびりしていて良いです。ただし、El Portal付近で落石のため、迂回路を片側通行になる箇所があります。その箇所は実際3分くらいで通過できるほど短いのですが、信号待ちの見積もり時間が15分と書いてありました。今回はそれほど待ちませんでしたが、エンジンを切って待ちました。
夜になりマーセドで適当に入ったタイカレー (23 E 16th St, Merced, CA 95340)が安くて($7くらい?)美味しかったので、お勧めです。道中、小腹が減った際にいかがでしょうか。
この食堂で白人のおじさんに「ヨセミテ行ったの?どのくらい行ってたの?」と聞かれたので、「ワンデートリップです」と真顔で答えたら「短すぎる!」と落胆されてしまいました(^^;

次回は二泊の予定で、ハーフドームを登れれば…と思います。ただし、熊が怖いですから、キャンプの情報は入手しておかなければ。

2009/04/28

Where should foreign tourists go in Japan? - Apr 24th 2009 16:40

I am trying to tell my tutor where he should go in Japan for the next time. He has been to Japan once, so he knows about Japan much. When he asked me where he should visit in Japan if he has the next oppotunity, I had to think about what the good places in Japan are for foreign tourists...

For Japanese people, we can enjoy several places with nature and specific histories.

However, for foreign tourists, sometimes the nature in Japan may be a little small. And they don't know historical events like Boshin-Senso.

Here I have the list of places to visit in Japan for foreigners. Are there any additional tour places? Please tell me if you know or have places you enjoyed.


[Historical Places]
- Santo (Kyoto,Osaka,Kobe)
- Hiraizumi
- Nikko
- Ise
- Aizu-Wakamatsu (relatively a little small town but a quaint place)

[Nature places]
- Oze
- Hokkaido
- Yakushima
- Okinawa (I have never been there yet...)

[Otaku]
- Akihabara
- Nakano


My tutor has been to...
- Tokyo
- Kyoto
- Mt.Fuji and Kawaguchi-ko

Maybe I rarely recommend someone to go to Mt.Takao unlike Michelin does.

Sea Lions of Santa Cruz

Last Saturday, I visited Santa Cruz again. It was on the way to Carmel, however I saw many sea lions there. Last summer when I saw them, they layed on poles under the harbor. They were swimming very well in the sea this week. Maybe they feel the template in the sea is comfortable in spring!