SyntaxHighlighter

2011/08/20

インドのSIMカードを試す

インドに行ったら遺跡見学、そしてそこでFoursquareにチェックイン…ってとても流行に踊らされている気がします。とは言え、電話代が安いと言われているインドですし、せっかくSIMフリーのNexusOneを持っているので、インドでも使わない手はありません。早速情報収集から始めました。

インドにはいくつかキャリアがあるようなのですが、ウェブの情報を漁っているとAirtelというキャリアがカバー範囲が広くて安定している様子。さらにいろいろ探ると、Delhi空港の到着ゲートの目の前にブースがあり、そこでSIM購入が可能とのこと。早速現地でチャレンジして見ました。

以下ブースについたときの会話メモです:
「3Gのデータ通信をするためのSIMがほしい」
「機種は何?」
「n1」
「オッケー。どのくらいチャージする?」
「最低額はいくら?」
「Rs.200だけど、それでは少なすぎるわ。」
「音声通話はいらない。少ないの?」
「料金は音声通話と一緒にチャージするから。少ないと思う。」
「じゃ、Rs.400のチャージで。クレジットカード使えるよね?」
「オッケー。端末を貸して」
(奥のオペレータがセットアップ開始)
「証明写真が必要よ。持ってる?」
「持っていない。」
「ノープロブレム。デジカメで撮って印刷するから問題ないわ。じゃぁ、申し込み用紙に記入してね。」
(ここら辺はウェブの情報の通り。10分位でセットアップが完了。)
「できたわよ。」
「おいおい、音声だけしか繋がっていないじゃん。ブラウザでアクセスできていないじゃない。データ通信をしたいんだよ。確認してよ。」
「おかしいわねぇ。ちょっとアンタ、アクセスできていないわよ。」
(奥のオペレータがさらに10分位かけてセットアップ)
「アクセスできたみたいわよ。全部込みでRs.900になるわ。」
「はい、クレジット。」
「ごめんなさい、カードは使えないの。」
「え、使えるって言ったじゃん。入国直後で現金持っていないし、困ったなー。」
(ATMや両替所で現金入手を試みるが、ATMは動作せず、両替所では法外なボッタクリレートで断念。かと言って、既にセットアップしているカードをもとには戻せない。仕方がないので、一緒に居たタクシードライバーに立て替えてもらった。)

ということを入国直後に行い、3G SIMカードをゲット完了。

ただしホテルに着いてからよく見ると、それは確かに3G対応のSIMカードだったのですが、データ通信が2Gになっていました。せっかくなので3Gにして高速データ通信にしようと思い、変更方法を会社の人に問い合せてもらいました。問い合わせはインド人同士でも(案の定)大変そうで手間を取らせて申し訳なかったのですが(自分で電話をしなくて良かったとも思いました)、「契約変更は電話でオーケー。Rs.99必要だがプリペイドの残高から引いておく。初期容量4GBまで使える。超えたらプリペイド代から引いていく。」とのこと。非常に安いので、即変更してもらいました。初期容量4GBって太っ腹(w)

そして晴れて3Gのデータ通信の環境が整いました。総額Rs.900ですので、日本円で1800円くらい(当時)。音声+4GBデータ通信(速度制限なし)ということで、b-mobileのFairがあり得ないくらい高額に思えてきました。ただし、きっといきなり繋がらないとか、完全に圏外なエリアが広大だとか、インド特有の事情があるのだと思います。

最後に、Airtel 3G SIMの設定画面を載せておきます。これでオペレータがポカミスしても、自分で設定可能ですね。

0 件のコメント: