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2011/02/28

インド出張へGo! - 移動手段


記事を書くのに、長らく間が空いてしまいました。忘れないうちに、どんどん書いていこうと思います。

さて移動手段についてですが、出張ということもあり、私が使用した移動手段はタクシーのみでした。見る限り移動手段として存在するものは、
  1. リクシャ (rickshaw)
  2. オートリクシャ (auto-rickshaw)
  3. オートバイ
  4. バス
  5. タクシー
  6. 電車(メトロ)
  7. 自家用車/レンタカー
です。下記のビデオは信号機ありの交差点で停車中に撮影したもので分かりにくいのですが、街中の交通はほとんどカオスです。

リクシャーは自転車に荷台をつけて、人を運んでくれる乗り物。痩せたおじさんが一生懸命自転車をこいでくれるものであり、スピードには期待できず、そして車から弾き飛ばされる危険も伴います。タクシーに乗っているとき、「邪魔だ」とクラクションを鳴らすドライバーが本当に引いてしまうのではないかと、見ているだけで危ない存在でした。日本で人力車を「じんりきしゃ」と発音しますが、「(じん)リキシャ」と「リクシャー」はつながりがあるのかな、と思いました。

オートリクシャーはリクシャーの自転車がオートバイになったもの。馬力がアップし、運転席と二人ようの後席のレイアウトに、左右にぶら下がる技を駆使して9人で乗っている姿も見かけました。ガイドブックでは「オートリクシャーに乗って…」とありますが、リクシャーと同様に、車で轢かれたら木っ端微塵の存在。タクシーには邪魔者扱いでクラクションの集中砲火。安心して乗れるものではないと思いました。

オートバイは地元の人にとって(特に若い男性)非常にポピュラーな乗り物。車は古い型式が多かったりしますが、オートバイはデジタルメーターなどを装備した、比較的新しいモデルが走っています。大型バイクはほとんどなく、小型バイクが主流で購入しやすいのでしょう。オンロードバイクでも、ガタガタ道のほとんどオフロードを走り、そして段差も乗り越えて走ります!インド固有のバイクメーカーもあるそうです。

バスもあるのですが、バス停はすごい列になっているし、走っているバスに飛び乗ったり、ぶら下がって乗っているケースもありました。お金は中で支払うらしいのですが、どうやって車掌が巡回しているのかわからないくらい。洗車という概念はなく、ドロドロや錆まみれのバスが普通に走っています。これに乗るのも勇気がいります…。

タクシーが一番安全かと思いましたが、左右の車との車間距離が5cm未満で普通に走っていくドライバーが多く、乗っていて横を見るたびにヒヤヒヤ。しかし一番安全です。あとはドライバーを信じるのみ。事故っても黙って乗っていて降りない様にしましょう。後部座席でもシートベルト必須です。ちなみに私が乗ったタクシーは、トヨタのイノーヴァ。日本では売っていない車種ですね。

ガイドブックにて、トラブルについての記載が多い一つが電車。デリー市内では地下鉄の拡張工事が行われており、これを使うとデリーの観光がしやすくなるのは分かっているのですが、やや心配。インド人に事情を説明すると、「ノープロブレム」のご返答が…。Noida方面からのアクセスも良いので、次回はチャレンジしてみようかと思っています。

最後に自家用車。まず新車は見かけませんし、新車の状態でいられるのも2〜3ヶ月ほどでしょう。交通事情が異常なので、日本のように車を綺麗に新しく保つという概念は捨て、いかに安全でいられるかに注力するべきです。横にいる車に気を使うことはなく、再度ミラーを閉じて走る車、最初からサイドミラーが付いていない車が多いです。おそらく運転して切り抜けられる日本人はいないと思われます。その意味ではレンタカーも厳禁で、日本でいかに運転がうまかろうと、インドのドライバーのテクニックには敵いませんし、オロオロしていると都内以上に迷惑この上ないです。おとなしくタクシーに乗るのが良いでしょう。

それでは、次の項ではタクシーを使ってデリー観光をした際のおはなしをします。

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