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2010/12/28

インド出張へGo! - 食事

インドに行く際に悩みのひとつでもあり、楽しみのひとつでもあるのが食べ物。カレー大好きな人には、魅惑の国にしか見えませんよね?私もカレーが大好きで、今回の出張ではほとんどカレーのみを食べまくってきました。そして日本に帰って二日後にカレーとミルクティー(チャイ)の禁断症状が出たほど(笑)。幸いにも都内にはインド料理のお店が増えており、美味しいカレーを食べることができるようになっています。速攻でランチに行きました。

さて、はじめにインドの食事で気をつけること。それは、水と氷と、ナマモノそして衛生面。マナーも大切ですが、食べることができた上での話。これだけ避けていれば、インド食を堪能することができると思います。

まず水はペットボトルの水しか飲まないようにしましょう。そしてペットボトルもカチっと自分で開けたものしか飲まないようにしましょう。一度レストランで"bottled water"を頼んだところ、歩きながら開けて注いでくれたウェイターがいました。これはちょっと不安でした。次回からは"change"しようと思いました。また、氷もNGです。せっかくペットボトルの水を飲んでいても、氷を使ってしまっては、もとの水と混ざってしまいます。ハミガキもペットボトルの水でしたほうがいいとも聞きました。コップ売りのコーラやレモネードも避けたほうがいいでしょう(レモネードは当たりました)。ボトルワインなどは大丈夫だと思います。意外に安全なのが、コーラなど。もちろんプシュっと言わなければおかしいのですが、炭酸が弾けないコーラなんて売れませんから。また、ココナッツウォーターにはチャレンジをしまして、これは平気でした。ココナッツの殻に穴を空けて、そのまま飲むから天然そのものだからでしょうか。
(「消化にいいよ」と本当に親切で薦めてくれたレモネードでしたが、消化が良いどころか、腹を下しすぎる結末を招いてしまいました。よく考えたら、水を使っているし...(写真左)。ココナッツウォーターはその場で穴を空けて、コップに注いでくれる(写真右)。)

次にナマモノやその他衛生面ですが、生野菜などは水のほか包丁などが汚染されている可能性があるそうなので食べないほうが良いそうです。熱が通っているものは大丈夫と聞いていましたが、Chowmeinという焼きそばをフードコートで食べた30分後に吐き気をもよおし、その後の予定をキャンセルせざる得ませんでした。油が古かったのだろうという推測がされています。
(Dilli Haatで食べたChowmein。美味しかったのですが…残念(写真下)。)


さて、そのほか注意事項は地球の歩き方にも書いてあるので、そちらを参考にしてください。これからはカレーの話をしましょう。

まず、カレーは一番安全そうです(笑)。きちんと火が通っているということもありますが、あれだけ食べ続けても何も無いということは問題は全くなさそうです(逆に、ヤバいのはすぐに体に反応がありました)。

インドのカレーは辛い、スパイス臭いという話を聞いていましたが、今回食べたカレーは全く違いました。都内のインド料理屋で食べられるカレーと同じくらいの辛さでした。もちろんインドの方に聞くと、「もっと辛いのもあるよ」とのことですが、辛いと言われて食べたものもそれほど辛くなかったり。学生時代に8倍、16倍、256倍などと限界を目指して食べていたカレーのほうがよっぽど辛いくらいです。

訪問先会社のレストランでの食事。ちょっと高めのカレー。豆腐のように見えるのは、モッツァレラチーズ。

訪問先会社のカフェテリアのカレー。白いのはヨーグルト。レストランやホテルの高いカレーよりも、このカフェテリアのカレープレート(Tari)が一番良かった。

ホテルのカフェテリアでの朝食ビュッフェ(無料)。カレーはあまり存在しなかったのが意外。クロワッサンや食パン、ソーセージ、カリカリベーコンなど、米国のホテルとほぼ同等。しかし敢えて、インド食をチョイスした。
  • カレー仕立てのポテト@左上
  • パーラーター(Parantha)(平たいナン)@下
  • パコダ(Pakoda)(豆腐揚げ)@右
  • プーリー(Puri)(揚げたナン)@右上

ホテルのカフェテリアでの夕食、カレービュッフェ(Rs1,300)。(このホテルの値段はすべて高すぎる…。)

ホテルのレストランでの夕食、カレービュッフェ(Rs1,200)。((このホテルの値段はすべて高すぎる…。)
10種類くらいのカレーが選択できた。


渡印前の予想に反して、汁っぽいカレーであるわけではなく、臭くもなく、それほど辛くもありませんでした。ビーフカレーやポークカレーは存在せず、チキンカレーとマトンカレーぐらいしかお肉を使ったカレーを見ることはありませんでした。

お肉を使ったカレーは都内で食べられるものとそれほど違いを見出すことはできませんでしたが、ベジカレーは興味深いです。トマトカレー、ポテトカレー、豆カレー、ナスカレー、ほうれん草のドライカレー、モッツァレラチーズカレーといったように、たくさんの種類があります。様々な場所に行ってベジカレーを食べるたびに新鮮な味に触れることができるはずです。

それと、チャイを注文しましょう。日本でチャイというとシナモンが入ったミルクティーを連想しますが、シナモンだけではありません。というか、シナモンが入ったチャイを飲むことはありませんでした。訪問先会社で提供されるチャイはジンジャーミルクティ。最近日本でも小さなペットボトルに入ったジンジャーミルクティを見かけました。店によってテーストが異なるようなので、カレーと一緒に飲んでみるのが良いでしょう。


最後に番外編になりますが、インドのマクドナルドにも行ってきました。
お国柄(?)、ビーフ100%の表記は見かけた気がしません。ベジバーガー(Rs70)というのが目に止まったので、食べてみました(写真下)。野菜コロッケをはさんだハンバーガーになります。
この際失敗したのが二点ほど。ひとつはベジバーガーに生野菜が入っていたこと。別の場所のカフェでベジバーガーを頼んだ時も生野菜が入っていたので、注意深い方はベジバーガーを注文しないほうが良いでしょう。もうひとつの失敗は、一緒に頼んだコーラがコップ入りだったこと。材料であろう、コーラシロップと炭酸水はまだ大丈夫そうでしたが、一緒に入っていた氷には危険性を感じました。こちらは一口目で察知して残すことにしました。ベジバーガーは完食しましたが、中の生野菜に当たることはなく、無事に過ごすことができました。マハラジャバーガーなどご当地モノが存在するので、マクドナルド好きな方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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