アメリカの国立公園に行くにしても、
- まずどこに行ったらいいのか?現地の情報はどのように入手するべきなのか?
- どのようにして行ったらいいのか?
- 現地ではどこにどのように宿泊できるのか?
私も最初は全く情報を知らなかったので行くのに躊躇していました。少しずつ情報を集め、足を伸ばす回数を重ねるにつれて、Tipsが蓄積していきました。これら3つをひとつずつ紹介したいと思います。
はじめに、「どこに行くべきか?」についてです。答えは簡単、「行きたい場所に行くこと」です。どの国立公園もすばらしい魅力がいっぱいです。有名なところに行くのも良いですし、もし米国内にいるなら近場に行くのも良いと思います。
ではどのような公園があるのかについてですが、予めご存知の方ならともかく、突然の赴任などで全く情報もない方もいらっしゃるはずで、そのような方は困ってしまうと思います。そのような場合には、ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方 アメリカ国立公園」をゲットすることをおすすめ致します。後述の国立公園のサイトからたくさんの情報を(ほぼ英語になりますが)得ることはできるものの、さーっと全体を眺めるには「地球の歩き方」が一番多いように思いました。実際に、赴任されているほとんどの方もこの本を持っていました。また日本人に向けた見所が案内されていると思います。なぜ日本人に向けた観点が必要かと言うと、安全面や生活習慣の点のほか、自然や動物に関する価値観が異なることもあるからです。このような解説、注意書きは英語の文献からは得られません。
ただし、この本の問題点は、目的地ポイントの住所が多々書いていないことがあること。現地レンタカーのカーナビは住所を入れると、ほぼ完璧にルートを示してくれ、迷うことなく辿り付くことができます。しかしこの本では住所が書いていないことが多くあります。従って、もし宿泊地や観光ポイントを決めたのならば、その住所を別途メモっておきます。そうすれば、「本に住所が載っておらず、ナビの設定ができない!」というピンチを回避することができます。ちなみに現地に行って訪ねたり、電話で解決というのは難しい場合があります。英語の壁もありますが、アメリカは日暮れになってからはぐっと人の数が減ります。夜に人に対して声をかけるチャンスはあまりなくなりますし、自分も相手も少なからず警戒せねばなりません。旅先での無用なトラブルは避けられるように、準備するべきです。
では、現地での詳細な情報をどのように集めることができるか?ですが、私はだいたい主に下記の情報源を利用していました。
英語のサイトは読むのは大変ですが、地球の歩き方には書いていないような、新鮮で詳しい情報が載っています。特にPDFで配布されているパンフレットは重要です。みどころ、マップ、交通情報のほか、熊に対する対策や公園内でのマナーなどが記載されています。国立公園に入場する際にゲートで同様のパンフレットをもらえるのですが、情報が安全に関わり必要不可欠なものもあるので、予め目を通しておくのが良いでしょう。日本人にメジャーなヨセミテ公園などは日本語のパンフレットも存在します。
- 次項からはどのようにプラニングをするかを少し述べます。その前に少し余談になりますが、もしいろいろ調査している時間がなかったり、初めての海外で少し不安だったりするようであれば、現地ガイドを利用するのも良いかもしれません。ザイオン国立公園やグランドキャニオンでは、現地のアメリカ人(+日本人)による日本語ツアーガイドがあるようです。ちょうどコースが同じだったようで、行く先々で遭遇したりしました。そのアメリカ人ガイドはイケメン(笑)で、要所要所を流暢な日本語で説明していました。ドライブの疲れを感じることがなく、連れて行ってくれるのは楽でいいなぁと思ったものです。
では、次回は準備編(どのようにしていくか?)を載せたいと思います。
[アメリカの国立公園へ行こう]←[トップ]→[準備編(どのようにしていくか?)]
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