インドと言えば、何語でしょうか?Wikipediaを見てもそれは明らか、生活同様にカオスです。公用語であるヒンディー語から、第二言語でとなった英語、古のサンスクリット、そしてフランス語・ポルトガル語まで多彩に及んでいます。公用語であるヒンディー語については、インドの人から「覚えるのは無理、だって我々だって文法をよく知らんもん」などと言われる始末。それを聞いたとき、「えっ、何この国ぃ〜」と思ってしまいました。
とは言え、首都デリーではヒンディー語で誰とでも話すことができるもようです。英語もきちんと教育を受けている人は話すことができます。
英語がネイティブでない者同士というのは留学生同士で話す状況と同じで、非常にやりやすい。アメリカ人と話すのとは違って、英語が砕けておらず、割と正しい文法で会話ができる。日本人の文法重視の英語が使えます。また、いわゆる"カタカナ英語"でも通じてしまいます。今ではすっかり"r"と"l"の使い分け、まったくしていません…。コテコテの日本人にとっては、非常に助かる国となっています。
というように、とりあえずビジネスとしては学生時代に勉強した英語があれば問題はそれほどないでしょう。
しかし、せっかく他国に赴いているのでその国の言葉で会話してみたいものです。前述の通り、ヒンディー語は文法がきちんと定まっていないとの現場の声。一方で、「語順が日本語と同じようだから、単語を覚えて並べればなんとか通じるはず」との声もありました。なるほど、日本語も文法が決まっていませんものね。
とりあえず一文一文をJTBのイラスト会話ブックを覚えつつ、話してみることにしました。
すると!どうも本のカタカナをそのまま読んだだけで通じてしまいます。これは正直驚いた。若干イントネーションに違いがあるようで本から読み取るのは難しいですが、例えば「ピルミレンゲー」と言えば、さようなら、また会いましょう、と通じてしまいます。飛行機のアナウンスで「ダンニャワ〜」と聞こえるので、本ではダンニャワードとしっかり記載されているのと違って、語尾が弱くなるのかなという留意点くらいです。
まだ勉強中なのですが、簡単な会話なら上記の本で十分。まずは一文一文暗記して発音していくことから単語を覚え、日本語と同じ語順で応用していくことをチャレンジしたいと思います。
それでは、次は生活の真髄、インドのトイレについて語ります。
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