SyntaxHighlighter

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2022/11/23

Thunderbirdでオレオレ証明書のサーバにIMAP SSLアクセス

自宅NASなどでIMAPサーバをSSL設定(IMAPS)で運用していると、Thunderbirdでアクセスすると証明書エラーが発生することがあります。いわゆるオレオレ証明書(Self-signed certificate)による運用なのでそのようになるのですが、Thunderbirdでオレオレ証明書を受け入れる設定をしなければサーバへのアクセスができません。 

ところが現在のThunderbird(バージョン102.5.0)では、IMAPSのポート993番へのオレオレ証明書を受け入れる例外設定をすることができません。https(ポート443)の例外設定はできるので、その設定をマニュアルでポート993に書き換えます。 

 

はじめに、httpsの例外設定を行います。Thunderbirdの[設定]を開き、[プライバシーとセキュリティー]ページの一番下にある[証明書を管理]ボタンを押します。

するとダイアログが開かれるので、[サーバ証明書]タブの[例外を追加]ボタンを押します。

 


https://で始まるアドレス(URL)を入力できるので、IMAPSサーバのアドレスを入力して[証明書を取得]ボタンを押します。ここでは仮に192.168.11.12というIPアドレスを入力しています。

ダイアログが拡張表示されたら[セキュリティ例外を承認する]ボタンを押します。

これでオレオレ証明書への例外処理が追加されましたが、https(ポート443)への例外処理になっていますのでIMAPS(ポート993)への例外処理としなければなりません。

いちどメニューを閉じてThunderbirdを終了します。そして、設定ファイル"%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\<プロファイル名>\cert_override.txt"を開きます。<プロファイル名>は環境に依存するので、エクスプローラでフォルダを開いて確認するのが良いと思います。

設定ファイルを開くと先ほど追加したポート443に対する例外処理が追加されているので、それを次のようにポート993に書き直して上書き保存します。

これでThunderbirdを起動しなおせば、オレオレ証明書(Self-signed Certificate)のIMAPサーバにSSL接続できるはずです。

2022/10/14

PDFの一部ページのみ回転したい

 PDFファイルが印刷用のために表示が縦横変わっている場合があります。ペーパーレス環境では見づらいファイルになっているので、回転して表示したいところです。Acrobatの有償版を使っていれば変更できるのですが、個人環境でそれができる場合は限られています。

Linuxのqpdfを使うとあっさり解決できる内容なので、そのメモを残しておきます。

下記のコマンドで対応可能です。

$ qpdf input.pdf output.pdf --rotate=+90:10,15,17,19

input.pdfというファイルを読み込み、output.pdfというファイルに出力します。その際に、10,15,17,19ページを90度右に回転して出力します。

2021/05/22

光コラボ転出メモ(ぷらら→OCN)

 ぷらら光の契約更新時期になったため、スマホ回線と同じOCNにまとめたほうが安いだろうということでOCN光に回線を変更することにしました。その際のメモになります。

 

 1. 事業者変更承諾番号の取得

はじめに、ぷらら光もOCN光も光コラボレーションというNTTの光通信サービス上に展開されているサービスであるため、事務手続きだけで変更ができるそうです。

工事も不要で、切り替え完了日に数時間の普通時間が生じるのみ。手続き完了日が、元の回線によっては自動的に解約日となり、新回線にとっては契約日となるそうです。

ぷらら光は5月以降が契約更新月(正確には4月までが契約維持期間でそれ以降はいつ契約を変えてもいい状態)で、OCN光が4月まで割引キャンペーンを行っていました。期間がかぶっていないのですが、OCNのキャンペーンに4月中に申し込んでも切り替え完了日が5月になればぷららの解約日が5月になるため、ぷららとの契約更新月内での解約とすることができます。

手続きには、「事業者変更承諾番号」というものを新旧契約会社で交わす必要があります。

ぷららでは「事業者変更承諾番号」をウェブで瞬時に取得できました。いっけんわからない画面遷移での取得申請になるため、探すよりもぷららに電話やチャットをしたほうが手っ取りばやいと思います。

注意点としては、この番号取得によるぷららからの転出とOCN転入時に手続き費用が各3,000円ずつかかります。携帯各社の割引が総務省によって強制されMNP転出費用などが廃止となりましたので、次の悪しき習慣として光回線の転出・転入費用にもメスが入れられるべきでしょう。少なくとも転入については、新規契約を受け入れるためにも自発的になくしていくのが好ましいとは思います。

 

2. 転出先事業者への手続き

ぷららからの「事業者変更承諾番号」取得は一瞬で終わったので、OCN光に申し込みになります。ただしウェブからクリックすると電話番号が表示され、電話での申し込みになります。しかもかかったオペレータさんと会話した内容は、折り返しの電話をするので今日・明日の都合の良い時間を伝える、といったもの。折り返しの電話による契約だとしても、ウェブサイトを作って電話予約を自動化したほうがよさそうなものだと思いました。もしかすると、コロナの影響でシステム構築が思うように進んでいないのかとも思いました。

 折り返しの電話を受けると、一通りの説明を受けつつ、ぷららからの切り替え日がぷららとの解約日となる(はずである)ことと、それが15日ほどかかること、すなわち5月中の切り替えとなることを確認して承諾。なにやらメモをお願いしますと言われ出先でメモを執れない状況であったため、再度の電話を受けまして(特にメモする内容はなし)、すべての確認を完了。これで終わりかと思いきや、今度は書面が送られるので、それを確認してほしいとのこと。

注意事項としては、OCNのN番号をOCNモバイルワンと同じものにしてはいけない、らしいこと。回線ごとに別の番号を振るため、OCNモバイルワンのN番号をOCN光受付に伝えて登録するとOCNモバイルワンの契約が光回線に切り替わってしまうもよう(?!)。N番号は新規の発行としなければならないようです。

3. 回線の切り替わり

書面で回線切り替え日が通知されます。切り替え時の1時間前後は不通になりますが、工事はなしですっと切り替わっています。

工事の切り替えに合わせて、OCN光のPPPoEの設定をルータに行います。ぷらら光の設定のままで不通になったことを確認してから、OCN光のPPPoEの設定します。すると、何もなかったかのようにつながります。

IPoE(IPv6 over Ethernet)にすると高速化されるという話があったので、そちらも試してみます。ぷらら光はDS-Lite方式のtransix(Internet Multifeed)でしたが、OCN光はMAP-E方式のOCNバーチャルコネクトになります。速度計測をしたところ、ぷらら光(transix)、OCN光(PPPoE)、OCN光(IPoEバーチャルコネクト)の順の接続速度でした。IPoEバーチャルコネクトは接続状態も安定しておらず、いつの間にか、不通になってしまいます。ルータの再起動が必要になるのだが、これはルータの問題かもしれないです。少しぷらら光(transix)に未練が残りますが、OCN光(PPPoE)が割と速く安定的に使えているので、この選択肢で使い続けることにしました。


以上のように、光コラボレーションによって対応するISPを簡単に瞬時に切り替えることができます。今後ルータを変えてみてIPoEバーチャルコネクトに再挑戦してみますが、ルータを変えて速度が出ないようならOCN光とOCNバーチャルコネクト間の接続帯域の問題でしょうから、また転出を検討してみようと思います。

2021/05/06

4:2:2映像の4:2:0化

最近のカメラで動画を撮影すると4:2:2フォーマットで撮影することができます。ところが4:2:2フォーマットだと、DavinciResolve17やVegasPro18で読み込めないケースがあります。私が試したところ、DavinciResolve17はすべてNGで音声トラックしか認識しませんでした。VegasPro18ではプロジェクトメディアとして登録(ドロップ)できませんでした(ただしH264にすれば読み込めます)。

4:2:0にすればそれぞれのソフトで取り扱うことができるため、ffmpegを使って変換してみます。

ffmpegは本家サイトから紹介されているgyanビルドを使いました(version 4.4 release full)。

基本的な変換コマンドは下記の通り:

-pix_fmtのパラメタは適宜変更する必要があります。

このようにすると下記のように変換可能です。

ただし注意点がいくつか…

  • コーデックがH264になってしまう(メタファイルも消え、音声もAACになっている…)。コーデックを指定する必要がありそうです。
  • ファイルサイズが1/10になってしまった(8GB->0.7GB)。Qualityを指定する必要がありそうです。
  • 色味が違う?4:2:0にしたために、見た目が変化してしまうようです。
4:2:2やHEVC(H265)はまだ過渡期の動画ファイルなので、出力を意識して撮影時の設定を選ぶ(敢えてH264/AVCを選択する等)が必要そうです。参考: videohelp.com

2021/03/28

Alpha Activationの失敗によりゲームが起動できない件

信長の野望 創造をゲームしようとすると、エラーが発生してゲームを起動できない。

具体的には、次のようなエラーダイアログがでる。「Settec. ERROR: Cannot extract to disk!」

 

どうやらウィルス防止で動作不全に陥っているようだ。

 除外設定は、このゲームのexeファイルを追加するのみ。

[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windowsセキュリティ]→[ウィルスと脅威の防止]→[ウィルスと脅威の防止の設定(設定の管理)]→[除外の追加または削除]→[除外の追加(ファイル)]

  • %TEMP%\lder.exe
  • %PROGRAMFILES(X86)%\TecmoKoei\Nobu14\NOBU14.exe

 なお、すでにlder.exeが起動されている場合は一度プロセスを終了させる必要がある。リソースモニターでlder.exeを確認し、右クリックでタスクツリーの終了を選択する。その後、ゲームを起動しなおす必要があるようだ。

 

参考にしたページ: Q&A

2021/01/23

WSL2導入メモ

  1. Windowsの機能の有効化または無効化でコンポーネントを追加する
    1. "Linux用Windowsサブシステム"を選択してチェックを入れる
    2. "仮想マシンプラットフォームを選択してチェックを入れる"
    3. 再起動する
  2. Windows Kernelの変更
    1. マイクロソフトのサイトから"Linuxカーネル更新プログラムパッケージ"をダウンロードしてインストールする
    2. WSL2の設定を行う。
      1. PowerShellを管理者として起動し、次を入力する。
  3. ディストリビューションをインストールする
    1. マイクロソフトのサイトからディストリビューションファイル(.appx)をダウンロード
    2. 管理者としてPowerShellを起動し、インストール
      1. Add-AppxPackage .\Ubuntu_2004.2020.424.0_x64.appx
    3. スタートメニューからディストリビューションを実行
    4. ユーザネームとパスワードを設定
  4. WSL2のVersionを確認する
  5. 完了!

2020/11/23

mp4動画を指定のファイルサイズで分割

Google Photosが一日合計15GBまでのアップロードで、10GBを超える動画をサポートしていません。最近のカメラはでは4K60pなどで撮影をすると10GBを超えたファイルが出来上がってしまい、仮に15GB以下であってもバックアップされていませんでした。
そのような場合には10GB以下に分割しておけばよいので、下記にMP4Boxを使った例をメモっておきます。

MP4BoxはマルチメディアフレームワークGPACのMP4ファイル操作プログラムです。MP4Boxを使うと、mp4ファイルのトラック追加や削除、ストリーミング用ファイルへの変更などができるようです。

MP4BoxはWindows用にもビルドされておりGPACのサイトからGPACとしてダウンロードすることができます。インストールすると、

mp4box.exe
としてコマンドプロンプトから使うことが可能になります。

たとえば、2GB単位でファイルを分割したい場合は次のようにコマンドプロンプトで実行します。

mp4box.exe -splits 2000000 input.mp4

このようにして大きなMP4ファイルを分割しておけば、Google Photosにも無事にバックアップできます。

2018/10/22

https対応! bloggerにおけるSyntaxHighlighter v4の導入

これまでの記事で、SyntaxHighlighter v3の導入とbloggerでのモバイルページ表示対応をメモって来ました。ただ、これまでの対応だとbloggerをhttps化した際に、参照していたalexgorbatchev.comがhttps未対応であるがゆえにエラーとなってしまいcssおよびjsのロードができずにいました。今回は、
  • SyntaxHighlighterをv4にバージョンアップしつつ、
  • https化を可能とする
ことをメモします。

はじめに、まずSyntaxHighlighterをBloggerに導入する手法として、SyntaxHighlighterをBloggerのウィジェットとしてロードする手法とします。その設定については過去のメモ(BloggerにおけるSyntaxHighlighter ver.3.x および Blogger モバイルページにSyntax Highlighterを適用する)において説明しているので今回はスキップします。後で修正すべきところで参照します。

今回はSyntaxHighlighterをVer.4.0.1にバージョンアップしつつ、httpsに対応させます。具体的には、Ver.4.0.1のソースコードをgitで取得し、ビルド。ビルドしたcssとjsをGoogle Siteにホスティングさせます。これによってhttpsによるcssとjsのダウンロードが可能となり、かつ、正しいContent-Typeで取得できるのでbloggerのサイトでそのまま使うことができます。

では、はじめましょう。

  1. はじめにビルド。
    1. 基本的にhttps://github.com/syntaxhighlighter/syntaxhighlighter/wiki/Buildingに書いてある通りに実施。※Linux上での作業が良いかと思われる。
      • apt install git npm
      • git clone https://github.com/syntaxhighlighter/syntaxhighlighter.git
      • cd syntaxhighlighter
      • npm install
    2. ここで右の修正を手で加える: https://github.com/syntaxhighlighter/syntaxhighlighter/issues/428#issuecomment-369230312
    3. -- node_modules/songbird/lib/songbird.js.orig  2018-10-22 00:34:53.614001000 +0900
      +++ node_modules/songbird/lib/songbird.js       2018-10-12 18:34:51.457000000 +0900
      @@ -3,7 +3,8 @@
         var Promise, base, definePromiseProperty, i, len, proxyAll, proxyBuilder, ref, synchronize,
           slice = [].slice;
      
      -  Promise = global.Promise || require("bluebird");
      +//  Promise = global.Promise || require("bluebird");
      +  Promise = require("bluebird");
      
         module.exports = Promise;
      
        
    4. 続けてgulpでビルドする。
      • ./node_modules/gulp/bin/gulp.js setup-project
      • ./node_modules/gulp/bin/gulp.js build --help
      • ./node_modules/gulp/bin/gulp.js build --brushes=all --theme=midnight --compat
      ※ なおnode_moduleの下のgulpを使うとビルドが通らなかった。apt install gulpをするとシステムにインストールされる。これを用いてビルドすることも可能(実行ファイルはgulp.jsではなく、拡張子なしのgulpとなる。) ※ --compatを付けることでver.3.xからの移植がしやすくなる。具体的にはJavascriptでWindow変数に、SyntaxHighlighterオブジェクトとXRegExpオブジェクトが紐づけられる。もしver.3.xを使っていなければ、--compatは不要。
  2. つぎにGoogle SiteへのアップロードとGoogle Site内でのテストを行う
  3. 最後にBloggerに指定する。
    1. 以前のメモにしたがって、Bloggerのウィジェットを編集する
    2. 具体的には次のようにウィジェットを書き直す。
      
      
      なお、syntaxhighlighter4は自身で用意したGoogle Siteの識別子とする。

Brushの書き方は下記のURLに乗っている:

以上で、SyntaxHighlighter V4.0.1のBlogger導入メモを終える。

2018/08/14

Intel EdisonのFirmware Update 再び (Windows10 編)

以前MacOSにてIntel Edisonを扱ってきましたが、今回はWindows10でファームアップデートを試みたメモを記します。(以前のメモ: 2014/12/13, 2015/09/24)

Intel Edisonはすでに絶版となっています。既にIntelからのサポートもなく、コミュニティベースメンテナンスに移行しています。いくつかIntel内のリンクが絶え絶えだったりインストーラが動かなかったりするので、現状うまくいったメモを残します。

  1. USB driverなどのインストール
  2. dfu-utilのダウンロード
    • 規格に則ったファームアップデートのようで、dfu-util.exeとlibusb-1.0.dllを必要とする。下記サイトからWindows 64bit用のzipをダウンロードし、展開するとそれぞれ含まれている。 http://dfu-util.sourceforge.net/releases/
  3. 最新イメージのダウンロード
  4. イメージの書き込み
    • とても時間がかかるので覚悟しておく。 はじめに と実行すると、 と表示されて、処理がストップする。Intel Edisonのロゴを上にしてEdison Breakoutboardをおいた場合、左下のUSB MicroのコネクタとPCをつなぐ。 すると次のようにファームアップデートが進み、1時間前後でアップデートが完了する。 なぜか下記のように失敗することがあるようだが、再度試みると成功するもよう。 "please do not unplug it for 2 minutes."とあるのでプラグを抜かずに、作業を進める。
  5. edisonにログインする
    • 本来ならばUSB Serialでログインできるため、cgywinのsceenコマンドで とすればよいと思っていたが、なぜかうまくいかない。 (なお、該当するCOMポートはデバイスマネージャから確認できる: https://software.intel.com/en-us/setting-up-serial-terminal-on-system-with-windows) そこでEthernet over USBでアクセスする。 Breakout boardの右上のUSB microコネクタにもPCからUSBケーブルを接続する(よって二本差しになる)。するとIntel Edison USB RNDIS Deviceというネットワークアダプタが生成されているはずなので、そのアダプタのプロパティを開きIPv4に固定IPアドレスを振る。このアドレスは192.168.2.2~192.168.2.14の間のいずれかとする。 IPアドレスを割り振り、192.168.2.15にsshできれば接続完了となる。
  6. セットアップとパッケージアップデート
    • ログインできたらセットアップを開始する。 opkgでアップデートが降ってこないため、(コミュニティにも)全くメンテナンスされていないと思われた。そこでウェブの情報を見てみると、/etc/opkg/base-feeds.confに下記を書くよう記載がある。base-feeds.confは存在するが空のファイルなので、そのまま編集する。 手順は下記: ほかのウェブサイトをみると、/etc/opkg/intel-iotdk.confも編集するように書いてあったりする。しかしそのファイルは存在しておりedison用のiotdkは既に指定されている。差分としてはquark/i586/x86などのアーキテクチャ向けバイナリを指定するようなのだが、残念ながら最新のrepo 3.5にはそれらのアーキテクチャはないもよう。今回は不問とする(実施するならrepo 3.0を使う?)。

以上でEdisonのWindowsによるセットアップは完了。

2017/06/18

050plus 着信できないその後

先日(2017/06/14)、050plusのアプリで通知があった。それによると、push通知が使えるようになったという。
実際に試してみたので、その状況を記す。

通知内容はウェブ(http://info.050plus.com/2017/505.php)からも参照できる。
これによると、家族用に購入したHuawei P9 liteも着信改善できるとある。実はこの案内が来る前からプッシュ通知設定によるテストを実施していたが実際に着信できるようになっていたので、それが公式に裏付けられたことになった。ただし「バッテリの最適化」対象からは外しておく必要がある。
ところが、ASUS Zenfone2 laserではこのプッシュ通知設定は機能しなかったので、通常接続のままとして常時起動しておくしかなさそうだ。

今回の対応では設定変更のみが必要で、アプリアップデートは不要のもよう。

2017/04/02

050plusでの着信できない問題→解決?

前回の投稿で050plusの着信性改善について記したが、ついに公式見解が出た。これまで着信できないとテクニカルサポートに電話をしても「そんなはずはない」の一点張りであったが、それを覆すような内容となっている。もう少し早く素直に認めてくれれば…というのも下記に記すように「Huawei p9 lite」は「050plusの着信非対応」モデルであり、事実上「使えない」ことから「推奨から外された」モデルになっている。もし今後はOCN Mobile Oneや050 plusを利用する場合、「Huawei p9 lite」を外して「Huawei nova lite」などを選択する必要がある。実は家族用にOCN Mobile Oneで「Huawei p9 lite」を二台も導入したこともあり、NTT Communicationsには非常に落胆した。非常にいい機種だっただけに残念だ。

アプリ上の通知は右の図のようになっている。アプリのアップデートで突然通知が来たため、やや驚いた。公式サイトでの案内はここにあるが、その内容を抜粋すると
  • Android 6.0以上の端末において、スリープ状態になってからしばらくすると、着信できない事象が発生する
  • Android 6.0以上に搭載されたDozeモード(電池消費の低減モード)による影響
  • アプリの設定で、着信方法を「通常着信」にすることで事象を回避できます。
  • 一部、回避できない機種や回避方法が異なる場合がございます
  • <回避方法が無い機種> Huawei P9 lite
  • Huawei P9 Liteを一旦、対応端末から取り下げいたします

これまで着信できない問題に対して様々な試行錯誤をしてきたが、結局”プッシュ通知”が使えないというオチであったのと、家族用に端末を切り替えたP9 liteで050plusが使えないという事実で残念な気持ちでいっぱい。P9 liteはAndroid7.0へのアップデートが順次行われるはずなので、このアップデートで改善されることを期待している。

2017/06/18追記: 050plusから改善した旨の通知が来たので、それを記した。

2017/02/22

050plusで着信できない場合の対処法

OCNモバイルONEの音声SIM契約に無料で付属するIP電話050plus。留守番電話も付属しており大変有意義につかっていたが、いつの間にか着信しなくなっていた。再び着信できるようになったので、その原因と対処法を記す。(ただしこの内容は自分の場合のみに有効であったのであって、他の場合に役に立つかどうかを保証するものではありません)。

  1. はじめに、スマホの省電力モードを解除する。自分のASUS Zenfone2 LaserはAndroid6.0のアップデートがあってからか、いつの間にかスタンバイ時に050plusアプリがストップされるようになっていた。これではアプリが動作しないので、着信できない。解除方法は、【設定】→【電池】→【画面右上メニュー】→【電池の最適化】→【プルダウンメニュー】→【すべてのアプリ】と辿り、050plusを選択し"最適化しない"を選んで"完了"すればいい。
  2. 次にもう一つの対処法がある。実はウェブの情報であり、その原因と効果が定かではないが、確かにこれを実施すると確かに着信できるようになった…。その手順とは、【スリープ時にWi-Fiを維持する設定にする】→【飛行機モードにして】→【Wi-FiをON(→インターネットアクセスができる)】→【050plusアプリの初期設定を実施】→【飛行機モードを解除】です。なぜこのような手順が必要なのかは全く理解はできないが、この手順で完全に着信できるようになった。
  3. これでもAndroidが深くスリープしてしまった場合に着信できないことがわかった。仕方がないので、”プッシュ通知”を止めて”通常接続”に切り替えることで”ほぼほぼ”着信できるようになった。”ほぼほぼ”というのは、着信について100%の確認ができていないことと、”通常接続”に切り替えてもたまに”通話できない状態”であるというエラーが出ることから一抹の不安があるためである。
以上、OCNモバイルONEに関係するトラブルシューティングまで。

2017/06/18追記: 050plusから改善した旨の通知が来たので、それを記した。

2017/02/20

ソフトバンクから格安SIMへの移行メモ

家族のソフトバンクのスマホ契約を格安SIMに変更したので、そのメモを残す。移行先の格安SIMはOCNモバイルONE。現在多々ある格安SIMのサービス会社だが、NTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEは次の3つの点が他社と異なりオススメ:
  1. NTT系列の会社: もちろん回線はNTT docomo。
  2. 実質無料の自前IP電話付き
  3. 業界唯一のデータ通信量1日コース
    1は他社に対する明確な利点はわからないが、NTTファミリー系列ならではの不具合対策などが期待できると踏んでいる。KDDI(au)とUQモバイルの関係と全く同じではないものの、NTTレゾナント"goo"がスマホセットを販売しているなどNTT系列によるバックアップが厚いことは確か。
    そして最後のメリットは、データ通信の上限リミッターを一日単位で解除してくれる業界唯一の存在。格安SIM業界では月に2〰3GBというコースが一般的だが、月の初めにキャリア網で動画を見まくってしまい上限に達してしまうと、月の残りを低速な通信速度で過ごさなければならなかった。OCNモバイルONEなら一日単位でリセットされるコースがあるので、どんなに使いすぎても日付が変われば元の通信速度に戻る。Wi-FiがOFFになってしまっていたことに気が付かずうっかり動画を見たときなどに救われた気になる。一日の上限は段階的に選択できるので一日の消費量を見ながら契約を切り替えればいい。ただ消費しなかった前日分の繰り越しも可能なため、毎日相当の努力をしないと使い切れないかもしれない。
以上、OCNモバイルONEの魅力を書き綴ってしまったが、実は自分が数年来のOCNモバイルONEユーザであり、その恩恵をずっと感じていたため。今回、そんなOCNモバイルONEに家族のソフトバンク契約を移行する。

まず状況を整理する。初めに金額的なことになるが、ソフトバンクでのスマホ契約はおよそ1カ月で7,000円であったので、OCNモバイルONEにして2,000円程度になることを見込んでいる。もはやソフトバンクから移行しない選択肢は存在しない。次に契約形態について。OCNモバイルONEには"容量シェア"というサービスがある。上記の通信量制限に達しなかった場合、複数回線でその容量を分かちあって効率的に利用できるという契約。これをするためには"SIM追加"という手続きを踏む必要があるが、MNPで移行する場合、ソフトバンクの契約名義がOCNモバイルONEのSIM追加先の契約名義と同じでなければならない。よってMNPの前に契約名義をそろえておく必要がある。最後にソフトバンクで使用していたスマホはSIMロックフリー化の対象外だったため、別途スマホを購入する必要があった。このような状況下でOCNモバイルONEのカスタマーズフロント(0120-506506)に相談して得た手続きステップは下記の通り:
  1. OCNモバイルONENTTレゾナント"goo"のサイト等でスマホ+OCN音声SIM(アクティベートコード)のセットを入手
  2. ソフトバンク窓口にて契約名義を変更
  3. MNP予約番号を取得
  4. 手続きを行い、SIMカードの郵送を待つ
  5. MNP開通手続きを行う
    はじめにスマホの用意であるが、Amazonでも楽天でもどこでも構わない。安いものを用意すればいい。この場合はSIMの購入は不要であり、SIM追加手続きの際に購入することになる。今回セット購入した理由は、動作不全などによる導入を遅らせたくなかったからである。MNPによる移行はスムーズに行わなければ電話もネットもできない期間が生じかねない。そのため敢えてスマホセットで購入することにより、相性問題を回避することにした。また、実はSIM代も含んだNTTレゾナント"goo"のセット価格がかなり安かったということも理由の一つである。
    スマホセットの申し込みを行い、スマホが届いたら手続きに入る。スマホの到着を待つ理由はスマホとSIMがなければ契約を移行する際に動作する端末が手元にあることを確実にするためである。ソフトバンクの契約名義変更はショップに行く必要がある。契約の現名義人と変更先名義人でソフトバンクショップに行き、免許証を提示して終了。ただし、3度も足を運び1時間ほど待たされた上にソフトバンク光のセールスをさんざん聞かされ(ソフトバンクからMNPで出ていくと伝えているのに…)、最後に名義変更事務手数料として3,000円も必要だったのが残念。サービスの悪い公務員ですら、住民票の発行は300円で行える。キャリアが免許制であるなら、この辺りは国から是正が入って改革しても良いように思った。名義変更には1日必要なので、この次のステップは翌日以降となる。
    さていよいよMNPをする。MNPはソフトバンク本部(0800-100-5533)に電話して、MNP番号というものとその有効期限を取得する。「格安SIMならYahooモバイルもあり、いまなら特別キャンペーンを案内する」と優しく誘われるがソフトバンクをやめたいので頑なに固辞する。意思が固いことが伝わると、MNP転出事務手数料3,000円、締め日までの月額金額7000円は日割りできない、といった追い打ちが告げられる。早くソフトバンクから辞めたくなったので甘受する。電話での手続きが完了すると、MNP番号と有効期限がSMSですぐに送られてくる。これは今後必要なので別途メモしておく。
    次にOCN側で手続きをする。スマホセットにはSIM代が含まれているのだが、実際にはSIMカードはまだ入っていない。代わりにアクティベートコードが入っている。このアクティベートカードを使って音声SIMの追加を行う。OCNモバイルONEのユーザページに行き、音声SIMの追加手続きをする。アクティベートコードと一緒に記載されているページにアクセスして登録をすると、新規の別契約となってしまう。容量シェアをする際には、"SIM追加"の手続きをする必要がある。なお、"SIM追加"で手続きをする際にアクティベートコードの入力欄がない場合はカスタマーズフロント(0120-506506)における電話での登録になるもよう。この辺りはよくわからなかったので、アクティベートコードの入力欄がなければ即電話をして聞いたほうが良い。 ちなみに今回はこの最後の最後の時点で方針を変更し、容量シェアをすることはやめ、新規の別契約とした。"SIM追加"の手続きをする際にコースが選べずに気が付いたが、"容量シェア"というのは現在の110MB/日を追加するSIMと共有するものであり、110MB/日の二回線を束ねて契約するものではなかった。SIM追加のみで1100円を払うか、容量シェアできないが110MB/日の回線を1600円で新規契約するか…。迷わず後者に方針を変更した。
    上記で申し込みを終了すると、4日くらいでSIMカードが届く。そのSIMカードに製造番号などが記載されているので、再度ウェブページにアクセスして登録をする。すると2時間ほどで、ソフトバンクからOCNモバイルONEへの移行が完了する。この移行直前までソフトバンクの回線は利用可能。2時間の間に突如使えなくなるので、そのあとはSIMカードをスマホに差してスタンバイしているとしばらくしてOCNモバイルONEでの利用が可能となる。
まとめると、ソフトバンクからOCNモバイルONEへの移行は非常に簡単に行えた。容量シェアをする必要がなかったり、スマホをすでに持っている場合はより簡単にスピーディに手続きが完了するはずだ。買う場合に必要なステップとコストを下記の表にまとめてみた。
No.手続き費用スマホが必要な場合容量シェアする場合新規契約する場合
1スマホセットでスマホとSIMを用意する20,000円〰くらい
2ソフトバンクショップで名義変更事務手数料 約3,000円
3MNP予約番号を取得するMNP転出費用 約3,000円
4SIMやMNPの登録手続きを行う
5MNP回線手続き約3,000円。ただしスマホセットの場合はセット代金に含まれている。
わからないことがあったらカスタマーズフロントに問い合わせる(0120-506506)のがベスト。接続に時間がかかることもあるが、懇切丁寧に教えてくれる。また、MNP移行による不通時間はウェブで申請してから数時間だけ。手続きは簡単だし携帯ショップで待たされることもないので、格安SIMへの移行をためらっている人にはチャレンジをしてみてほしいと思った。そのために、今回の件をメモとして公開する。

2016/08/12

Synology NAS DS416jの導入

過去のデータを自作サーバで保存していたが、自作サーバのメンテナンスをしている時間がなくなってきたため、NASを導入することにした。今回はSynologyのNAS DS416jを選択したので、そのメモを記す。

NASといえば、QNAP, Synology, droboの三強!最近ここにASUSTORがハイスペックCPUを売りに殴り込みを仕掛けてきた状態。NASのトレンドはASUSTORのようにIntel ATOMを使った、x86系高性能NAS。メディアのトランスコードもできるため、DLNAでネット共有するのに最適。SSHで中のLinuxにもログインできるため、しかもx86ベースであり、ほぼ自作PCといっても過言ではない。ただ、今回NASに求めたい要素は下記の通りであり、静音性を考慮して高性能NASの導入は控えることにした。
  1. 余ったHDDを使った大容量化のための4ベイ
  2. 異なるサイズのHDDを使った大容量化施策
  3. 静音性
ホットスワップの可否もNAS選びの重要な要素だが、自分しかアクセスしないとすれば、いったん電源を切ることに何も不便はない。

さて4ベイと静音性を伴ったNASは各社から出ているが、問題は大容量化。RAID5にして各HDDの容量を加算することはできるが、実はここに各社の違いがあった。詳しくは下記の機能とシミュレータを比較してほしい:
DroboとSynologyはRAIDベースの独自拡張によって、異なる容量のHDDを組み合わせて大容量化を実現している。一方、QNAPとASUSTORについてはRAIDそのものであり、小さい容量のHDDに合わせて大きな容量のHDDも縮小されてしまうようだ。同じサイズのHDDでないと容量が小さくなるなどはナンセンスで、だとすればバッファローなどのHDD固定NASを買えば良いとなってしまう。QNAPについてはシミュレータも見当たらない。今回は余剰HDDを組み合わせて大きな容量を獲得したいことからDroboとSynologyの2択になった。さらに価格面から、結果としてSynologyを選択することにした。

では、Synologyのどのモデルにするか。ここでは4ベイが必須であることと、高性能CPU及びホットスワップが不要であることから、価格帯を鑑みてDS416jを選んだ。DS416jのスペックを簡単に紹介すると、
  • CPU: デュアルコアCPU (Marvell Armada 388 88F6828 1.3GHz) + ハードウェア暗号化エンジン
  • プロトコル: FTP、SMB2、AFP、NFS、WebDAV
  • アプリケーション: DLNA, DTCP-IP, クラウドバックアップなど
アプリケーションについては、DiskStation Manager(DSM)で提供されるアプリマーケットからオンラインインストールが可能。自作サーバのようなコマンドライン管理は不要で、もはやスマホと同じ要領でアプリの選択ができる。それではさっそく、開封の儀を紹介していきたい。

シンプルな梱包で配達される。ずっしりとした重みがある。
開梱した状態。丁寧に傷がつかないようなケアがされている。ネジの多さにびっくり。
背面には二つのFANが見える。大きいFANが一つというモデルもあるかもしれないが、二つあることで耐故障性が増している。信頼性の高さがうかがえる。
裏ぶたは手で開けることができる。
裏ぶたを開けたら、外フレームを取り外す。外フレームは取り付けにくく、さらに時々ビビリ音を発生していた。今どきの設計を考えると、正直安モデルの手抜きのように思えた。ただホットスワップと同様に、常に使うわけではないので、取り付け難さについては問題にならない。ビビリ音を防止するような施策を希望したい(鉄でなくてやわらかめのプラスチックのほうがいい気がした)。
HDDはホルダーを引き出して固定する。
ホルダーに固定した状態。2インチディスクは底部に4つのネジが必要。3.5インチディスクはさらに横に4つのネジが必要。ドライバーでキッチリと固定できる一方で、3.5インチディスクはその振動が本体全体に伝わってビビリ音や周辺への騒音に繋がっている。できればラバーなどで簡易に支えるような形での設置できるとよかった。ここはきっちりと固定するプロ仕様と考えるべきか。
ケースを閉じた状態。電源を入れると、LEDで本体の状態とディスクへのアクセスがわかるようになっている。
DSMにログインした状態。ブラウザ越しに、あたかもデスクトップ環境が構築できているのはすごい!操作もスムーズで、違和感なし。現在は150GB+300GB+1TB+1TBのHDDx4をSHRで利用し、1.3TBの容量が使用可能。
ディスクの障害が発生したらgmailにメールが届いたり、ソフトウェアのアップデートは自動で行われる。また停電時のシャットダウンから自動的に回復する機能もあり。さらに、Amazon S3などへのバックアップも可能。DLNAサーバアプリをインストール(無料)することで、リビングの大画面テレビで過去の写真を閲覧可能。もはや至れりつくせりの環境が手に入った。SynologyのNAS、おススメの一台となった

ちなみに、HDDを4台も必要としない場合にはDS216jというHDD2台構成もある。対応するRAIDのタイプは違えどSHRには対応しており、DSMによって実現可能なアプリケーション機能は同じと思われる。つまりDS216jのような2ベイタイプは手持ちのHDDがなくこれから新規にHDDを購入して組む場合に最適で、手軽に大容量バックアップを手に入れられるNASだと言える。
そのほか、DLNAを使ったメディアサーバには、ハードウェアトランスコードを搭載したDS216play/DS416playもある。

2016/06/07

virtualbox + ubuntu-16.04LTSでXが起動しないメモ

VirtualBoxでubuntuを走らせ、ubuntuのアップデートでなぜかXが起動しなくなった時のメモ。

なぜかログイン画面がブラックスクリーンのまま。。。

ALT+F1で仮想コンソールを切り替え、ユーザでログイン。下記を実行して改善すれば、lightdmがおかしい。
$ sudo service lightdm restart

自分の場合は、lightdmを再インストールしたら状況が改善した。
$ sudo aptitude reinstall lightdm
(ただし完璧ではなく、たまにブラックスクリーンになったまま)

/var/log/lightdm/lightdm.logを見ると、X Serverがシャットダウンしている。
[+0.13s] DEBUG: Using VT 7
[+0.13s] DEBUG: Seat seat0: Starting local X display on VT 7
[+0.13s] DEBUG: DisplayServer x-0: Logging to /var/log/lightdm/x-0.log
[+0.13s] DEBUG: DisplayServer x-0: Writing X server authority to /var/run/lightd
m/root/:0
[+0.13s] DEBUG: DisplayServer x-0: Launching X Server
[+0.13s] DEBUG: Launching process 894: /usr/bin/X -core :0 -seat seat0 -auth /va
r/run/lightdm/root/:0 -nolisten tcp vt7 -novtswitch
[+0.13s] DEBUG: DisplayServer x-0: Waiting for ready signal from X server :0
[+0.13s] DEBUG: Acquired bus name org.freedesktop.DisplayManager
[+0.13s] DEBUG: Registering seat with bus path /org/freedesktop/DisplayManager/S
eat0
[+0.14s] DEBUG: Loading users from org.freedesktop.Accounts
[+0.14s] DEBUG: User /org/freedesktop/Accounts/User1000 added
[+0.68s] DEBUG: Process 894 exited with return value 127
[+0.68s] DEBUG: DisplayServer x-0: X server stopped
[+0.68s] DEBUG: Releasing VT 7
[+0.68s] DEBUG: DisplayServer x-0: Removing X server authority /var/run/lightdm/
root/:0
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Display server stopped
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Stopping; greeter display server failed to start
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Stopping
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Stopping session
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Session stopped
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Stopped
[+0.68s] DEBUG: Required seat has stopped
[+0.68s] DEBUG: Stopping display manager
[+0.68s] DEBUG: Display manager stopped
[+0.68s] DEBUG: Stopping daemon
[+0.68s] DEBUG: Seat seat0: Stopping session
[+0.68s] DEBUG: Exiting with return value 1

ubuntu wikiにあるように、こんな時はbug reportを送ってみる。
$ LANG=C ubuntu-bug lightdm

【追記】下記を/etc/rc.localに加えておくことで症状を緩和できる。
service lightdm restart

2016/05/22

Macbook Air [2014 Early] の売却

前回機種のMacbook Proの売却に続き、今回はMacbook Airの売却をした。理由はDELL XPSに乗り換えたため。売却先は、前回同様のケーズデンキ内にあるパソコンクリニック (PC DEPOT)にした。

買取してもらったMBAは下記の通り:
型番Apple Macbook Air MD761J/B
CPUIntel Corei5 1.4GHz/2コア
メモリ4GB
SSD256GB
購入時期2014年6月
購入価格108,500円

売却手順は下記の通り:
  1. あらかじめ買取最大価格をチェック
  2. バックアップと初期化などを済ませる
    • 店舗に預ける際に初期化を行うためデータがなくなる。そのため、必要なデータはバックアップ(もしくはタイムマシン)して保管する必要がある。また店舗に預ける際にデータが見られないように初期化を行っておく。実はサインのときに気が付いたが、パソコンクリニックでは、データ消去サポートはしているが実は有料のもよう。これは紛らわしくて酷い話。パソコンクリニック(PC DEPOT)ではデータは消去していない可能性があり、知らなければSSD/HDD上にデータが残ったまま再販されてしまうかもしれない。大手中古売買企業としてデータ消去は当然のサービスにしておいてほしかった。なので、自分の手元でセキュリティオプションから確実な消去を行っておく。
    • 店舗に持っていく
      • 見積もりによる最大買取価格に納得がいけば、店舗に直接持っていく。予約などは不要。その場では実施してくれず、店舗預けとなる。「完全動作品でも、傷があるため多少値引かれる可能性がある」と言われる。全然傷はなかったので、査定金額を下げるためのお約束だと思われる。
    • 査定を待つ
      • 2~3日後に査定完了と連絡が来る。
    • サインする
      • 店舗に行くと、査定金額が言われ、納得したらサイン。免許証などの身分証明書を提示。今回は「傷がある」と言われていたのに「汚れていた」として3,000円値引かれた。
    さて査定後の買取価格はいくらだったのかというと、なんと75,000円!もう使わなくなったMBAなのでいずれにしろ売却するつもりでしたが、2年前に買った価格から3万円下がっただけです。最近のノートPCはスペック向上が比較的緩やかなので実用耐年数は3~4年ほどに伸びていると思いますが、その寿命の半分を過ぎた時点でも約70%の値段が付くとは…。

    パソコンクリニック (PC Depot)では下取りキャンペーンで10%買取価格向上もしています。つまり今回新しいMacを買っての乗り換えであれば、買取価格は82,500円になったわけです。
    Macユーザなら早めにMacを売って新しいのに乗り換えていくのが大吉のようです。