Intel Edisonはすでに絶版となっています。既にIntelからのサポートもなく、コミュニティベースメンテナンスに移行しています。いくつかIntel内のリンクが絶え絶えだったりインストーラが動かなかったりするので、現状うまくいったメモを残します。
- USB driverなどのインストール
- dfu-utilのダウンロード
- 最新イメージのダウンロード
- イメージの書き込み
- edisonにログインする
- セットアップとパッケージアップデート
- ダウンロードするのはIntelEdisonDriverSetup1.2.1.exeだけでOK。これによりFTDIドライバもインストールされる。 https://downloadmirror.intel.com/26993/eng/IntelEdisonDriverSetup1.2.1.exe なお、Windows 64bit環境にはIntel Edison Board Configuration Toolが用意されておりGUIでファームアップデートができるようだが、残念ながら動作しなかった(ドライバのインストールで失敗し、ロールバックしてしまう。)
- 規格に則ったファームアップデートのようで、dfu-util.exeとlibusb-1.0.dllを必要とする。下記サイトからWindows 64bit用のzipをダウンロードし、展開するとそれぞれ含まれている。 http://dfu-util.sourceforge.net/releases/
- Intelのサイトから辿って、最新イメージをダウンロードする。そのリンクページ(https://downloadcenter.intel.com/download/27074/Intel-Edison-Yocto-Poky-image)の記載がわかりにくいが、ダウンロードすべきはhttps://downloadmirror.intel.com/27074/eng/iot-devkit-prof-dev-image-edison-20160606.zip。 サブディレクトリを作ってイメージを展開するとflashall.batなどが現れる。そのディレクトリにdfu-util.exeとlibusb-1.0.dllをコピーしておく。
- とても時間がかかるので覚悟しておく。 はじめに と実行すると、 と表示されて、処理がストップする。Intel Edisonのロゴを上にしてEdison Breakoutboardをおいた場合、左下のUSB MicroのコネクタとPCをつなぐ。 すると次のようにファームアップデートが進み、1時間前後でアップデートが完了する。 なぜか下記のように失敗することがあるようだが、再度試みると成功するもよう。 "please do not unplug it for 2 minutes."とあるのでプラグを抜かずに、作業を進める。
- 本来ならばUSB Serialでログインできるため、cgywinのsceenコマンドで とすればよいと思っていたが、なぜかうまくいかない。 (なお、該当するCOMポートはデバイスマネージャから確認できる: https://software.intel.com/en-us/setting-up-serial-terminal-on-system-with-windows)
そこでEthernet over USBでアクセスする。 Breakout boardの右上のUSB microコネクタにもPCからUSBケーブルを接続する(よって二本差しになる)。するとIntel Edison USB RNDIS Deviceというネットワークアダプタが生成されているはずなので、そのアダプタのプロパティを開きIPv4に固定IPアドレスを振る。このアドレスは192.168.2.2~192.168.2.14の間のいずれかとする。 IPアドレスを割り振り、192.168.2.15にsshできれば接続完了となる。
- ログインできたらセットアップを開始する。 opkgでアップデートが降ってこないため、(コミュニティにも)全くメンテナンスされていないと思われた。そこでウェブの情報を見てみると、/etc/opkg/base-feeds.confに下記を書くよう記載がある。base-feeds.confは存在するが空のファイルなので、そのまま編集する。 手順は下記: ほかのウェブサイトをみると、/etc/opkg/intel-iotdk.confも編集するように書いてあったりする。しかしそのファイルは存在しておりedison用のiotdkは既に指定されている。差分としてはquark/i586/x86などのアーキテクチャ向けバイナリを指定するようなのだが、残念ながら最新のrepo 3.5にはそれらのアーキテクチャはないもよう。今回は不問とする(実施するならrepo 3.0を使う?)。
以上でEdisonのWindowsによるセットアップは完了。
0 件のコメント:
コメントを投稿