- 点検項目が増えて整備保証が付き
- そして1日車検なので代車が無料
- お値段プラス8千円
さて車検当日、予約時間の10分前に到着し、受付開始。代車(ダイハツ ミライースCVT)を借りるまでおよそ15分。事前点検が済んでいるためテキパキと打ち合わせが進み、代車にて店をすぐさま出立。店内の人数とお店の駐車場を早く空きにしたいほど繁盛している。打ち合わせでは再び15分単位での引き渡し時間を決める。この時間に合わせてドンピシャで来なければならないのでプレッシャーがかかる。一見して融通が効かないお店であるのだが、こういうところで無駄を切り詰めているからこそ低価格と高品質を両立させているのだと思った(余剰人員・余剰時間・余剰スペースの削減でコストダウン)。
作業内容 | 作業量 | 数量 | 部品単価 | 部品金額 |
---|---|---|---|---|
車検整備料 | 26,076 | - | - | - |
早期割引 | -2,000 | - | - | - |
会員割引 | -1,000 | - | - | - |
入庫日即決割引 | -1,000 | - | - | - |
ハブナット交換 TCV-106 | - | 2 | 200 | 400 |
ブレーキオイル交換 (DOT3) 0.5l | 2,000 | 0.5 | 2,960 | 1,480 |
エンジンオイル交換 3.0l (モービル SN 0W-20) | サービス | 1 | - | サービス |
オイルフィルター交換(1P0614302) | サービス | 1 | 1,100 | 1,100 |
ラジエータ液 (LLC) 交換 | 2,000 | 2.5 | 1,200 | 3,000 |
ラジエータキャップ | - | 1 | 1,000 | 1,000 |
フロントディスクブレーキパッド交換 | 3,000 | 1 | 9,500 | 9,500 |
フロントガラスコーティング(DM特典サービス) | サービス | 1 | - | - |
室内除菌消臭(DM特典サービス) | サービス | 1 | - | - |
手洗い洗車サービス(当日サービス) | サービス | 1 | - | - |
代車(サービス) | サービス | 1 | - | - |
次回来店クーポン(サービス) | サービス | 1 | - | - |
消費税 | 3,644 | - | - | - |
自賠責保険料 | 27,840 | - | - | - |
重量税 | 16,400 | - | - | - |
印紙代 | 1,100 | - | - | - |
合計 | 94,540 |
今回はCVTオイルの交換のみの指摘を残すのみとして、無事に終えることができてよかった。追加点検での他の指摘項目はなし。タイヤローテーションは必要がなかったのでしていないとのこと(ちょっとこれは"?")。
結果的には前回より2万円アップしているが、ほぼブレーキパッド交換と車検メニューのグレードアップによるもの。メニューのグレードアップについては怒涛のサービスづくしを考えればリーズナブルに思えてくるほど。むしろこれで商売になっているのか心配になってくるほどだが、多数の顧客を抱えることで利益を生み出していると思われる。それでいて、最も肝心な安心・安全・信頼は損なわない努力をしているという点がとても素晴らしい企業のように思う。
参考までに、これまでの車検費用をリストしていく。
時期 | 場所 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
H28[2016] | コバック | 94,540 | 今回・車検メニューのグレードアップ |
H26[2014] | コバック | 75,772 | 自賠責増額(+3000) |
H24[2012] | コバック | 63,799 | LLCなどは別途交換済 |
H22[2010] | ホリデー車検 | 70,082 | |
H20[2008] | 全オーナー | 不明 | おそらくディーラー車検 |
やはり何度も思うのですが、2年に一度の車検費用がお高い。年額にしておよそ5万円。しかも車が古くなるにつれ、確実に上がっていく。
以前(スバル車時代)ディーラー車検でバッテリー交換を勝手に行われて事後請求されたことがあったり(突如止まる可能性がある、というのがその主張…)、そもそも2年に一度の整備が昨今の車に必要なのかと思うと非常に疑問であったりするので、費用が掛かりすぎる車検制度には正直ムカついている。できれば廃止して欲しい。ただ、手続きや税金部分の金額が限りなく下がるようなら、むしろ歓迎される制度になるのではないか。そしてコバックのように創意工夫で自動車社会に貢献していく企業が増えていくのではないかと思った。それらの中にはコスト削減のためにブラック企業になるところも出てくると思うが、そういうところは安心・安全も損なわれていくだろう。国のチェックの目を、国民からの税金搾取ではなく、安心・安全につながるような労働環境の強化に注力してほしいと思う。
《追記》
後日、残念なことがあった。車検から数日後、ライト下のフロントバンパーに1円玉サイズの丸くこすられた傷が発見された。車検後に見かけた気がするものの、タールだと思い込んでいた。実際には傷は深く、下地が見えている。コバックに電話して確認をしてもらったものの…
- 整備したときの記録に事故・破損は残っていない
- 整備する際にはカバーを傷がつくことはない
結局どうしてその傷がついたのかわからずしまいで対処もしないことになりコバックとの間にモヤモヤだけが残ってしまったが、本件を前向きに考えるとここでの勉強事項は下記の二つ:
① 格安車検には、新車など大切な車両は絶対に出してはならない。
- 以前もホイールカバーがとれてしまったことがあった。車検後何かあっても、(コストを切り詰めている)格安保険では実費になってしまう。
- いまならスマホで車両全周囲のビデオ撮影をするのが良いと思う。作業者へのプレッシャーになるだけでなく、何かあった時の保険にもなる。
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