これまで自宅サーバ上に重要なファイルをencfsで包んで置いていましたが、サーバなのに常時電源OFFという扱いなので、どうしても使い勝手が悪かったです。そこでMacOSXやWindowsでencfsを使える環境を作り、encfsのデータを何らかの形で共有できるようにしておけばサーバに頼る必要がなくなります。
Windowsはencfs4winを使えば、とりあえず無難そうです。
MacOSXはSnow Leopard時代に調べた記憶だとFuseが素直に対応していなかったのでencfsというレベルでもなかったのですが、いま調べて見るとHomebrewを使って素直に行けそう!ということで、試してみました。
osxfuseやjollyjinx/encfs.macosxのページにはいろいろインストラクションが書いてありましたが、基本Homebrewだけで行けます。
【前提】
- Homebrewのインストールが完了していること
- Home brew以外のosxfuseをインストールしていないこと(/Library/Filesystems/osxfusefs.fs/Support/uninstall-osxfuse-core.shを実行してアンインストール)
【手順】
そして
として完了です。なお2つ目の手順(最後のコマンド2セット)はHomebrewでインストールしたosxfuseをコピーしているので、Homebrew osxfuseのアップデートがあった場合には、実施しなおさなければならないかもしれません。これをしておかないと下記のようなエラーが出ているかもしれません。
Encfs自体も更新されているので、encfsctrlを使って使用している暗号等を確認してもいいかもしれません。(下記は以前サーバで作ったデフォルト設定)
あとはUSBメモリやポータブルHDD、クラウドストレージにEncfsで暗号化したデータフォルダを置いておけば、いつでもどのクライアントマシンからも秘密のデータにアクセスできます。ムフフ。
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