13インチMacbook Pro (Macbookpro5,5)でbootcampの設定を行い、Windows領域にubuntu-11.04 (Natty Narwhal)をインストールしたらMacbook Proが起動しなくなった。ただ完全に起動しないわけではなく、4回ほど電源ボタン長押しの強制シャットダウンを繰り返すとやっと起動する。症状は下記の通り:
いろいろウェブで調べたものの、ブザー音の繰り返しやLEDの点灯方法による症状判別には当てはまらず、またOPTION_SHIFT_CONTROLによるSMC(System Management Controller)リセットは効果なし、COMMAND_OPTION_P _RによるPMUリセットも効果がなかった。
アップルの高額修理費を覚悟してAppleStore行きかと覚悟した時に、下記のページを発見。
どうやらubuntu-11.04をインストールすると、EFI(Extensible Firmware Interface)のパーティション領域を書き換えてしまうもようで、起動に失敗してしまっているもよう。パーティション情報を書き換えるだけでEFIを上書きできてしまうのは、MacOSXってセキュリティ的に脆弱では?!。
解決方法はEFIの上書きアップデート。簡単な方法はFirmware Restoration CDを作成して工場出荷状態に戻すことだと思われるが、問題はその初期化ソフトウェアが自分のモデルMacbook5,5に対してリリースされていないということ。
上記記事によるとEFIファームウェア単体でのアップデートができるようなので、それを適用することに。しかし既に最新版のファームウェアを適用済であったため、Macbook5,5対応ファームアップソフトが上書き動作せず。
ここからは手作業になり、またこのメモを見て事故があっても責任を取れないので、作業内容のサマリを載せる。詳しくは上記記事の英語を正しく解釈して行えばOK。
この手順で、問題は解決できた。
今回わかったのは、
バグレポートを見ると多くの人がハマっているようなので、これはその内ポピュラーなネタになると思われる。
- 再起動もしくはシャットダウン後に電源ON
- 右下の白LEDが拘束に一秒ほど点滅
- ブーというブザー(beep)音が1.5秒ほど鳴り続ける(不快)
- 画面が黒のまま停止
- 電源ボタン長押しで電源断
- 電源ON
- 黒い画面のまま
- 5〜7を3回繰り返す
- 5〜6を今一度やる
- 正常に起動する
いろいろウェブで調べたものの、ブザー音の繰り返しやLEDの点灯方法による症状判別には当てはまらず、またOPTION_SHIFT_CONTROLによるSMC(System Management Controller)リセットは効果なし、COMMAND_OPTION_P _RによるPMUリセットも効果がなかった。
アップルの高額修理費を覚悟してAppleStore行きかと覚悟した時に、下記のページを発見。
- [ubuntu_studio] Overwritten EFI?
- Booting fails 3 times, works every fourth time after new install of Natty Narwhal amd64 on Macbook Pro
- Flash EFI firmware update manually on a Mac(Book 5,1)
どうやらubuntu-11.04をインストールすると、EFI(Extensible Firmware Interface)のパーティション領域を書き換えてしまうもようで、起動に失敗してしまっているもよう。パーティション情報を書き換えるだけでEFIを上書きできてしまうのは、MacOSXってセキュリティ的に脆弱では?!。
解決方法はEFIの上書きアップデート。簡単な方法はFirmware Restoration CDを作成して工場出荷状態に戻すことだと思われるが、問題はその初期化ソフトウェアが自分のモデルMacbook5,5に対してリリースされていないということ。
上記記事によるとEFIファームウェア単体でのアップデートができるようなので、それを適用することに。しかし既に最新版のファームウェアを適用済であったため、Macbook5,5対応ファームアップソフトが上書き動作せず。
ここからは手作業になり、またこのメモを見て事故があっても責任を取れないので、作業内容のサマリを載せる。詳しくは上記記事の英語を正しく解釈して行えばOK。
- unpkgプログラムをダウンロードして、MacBookProEFIUpdate.dmg内のMacBookProEFIUpdate.pkgをアンパック
- MBP55_00AC_03B_LOCKED.scapに対してblessコマンドを適用する。バージョンによってファイルの名前とパスが上記の記事と異なるので、注意が必要。
- ファームアップデートの手順を参照しつつシャットダウン。
- これまでと同様にLEDが点滅しブザー音が鳴るが、手順に従って40秒以上放置する。
- 灰色の画面になり、プログレスバーが現れ、ファームアップデートが開始。
この手順で、問題は解決できた。
今回わかったのは、
- MacOSXはマスターブートレコードによるパーティション管理をしていない。GUIDパーティションテーブルというのを使用している。パーティションタイプとしてGPTが出てきたら、GUIDを使用している。fdiskはGPTに対応していないので使用してはならない。
- MacOSXのEFIはGUIDパーティション上にある。
- ubuntu-11.04 (Natty Narwhal)が(どうやら)その領域を壊してしまう
バグレポートを見ると多くの人がハマっているようなので、これはその内ポピュラーなネタになると思われる。
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