私は渡航前は仕事で忙しかったこともあり、そして2週間分の宿泊費を会社がオファーしてくれるという言葉に甘えたこともあり、現地でアパートを探すことにしました。
まず現地に来て思ったことは、スタンフォード大学が広すぎて、たとえばGoogle Mapsで見ていた距離感と実際の距離は全く違うことです。車で道に迷っても、大学から出ることはありません。
- 地図上に明示されていませんが、学内にはバス専用の道があります。普段はリモコン動作する柵で塞がれています。地図で行けると思っても、道が塞がれているので入ることができず、その結果ルートを失ってしまいます。バスの後ろにくっついて走ると…学内に入り込んでしまいますが、その場合出られなくなるので注意しなければなりません。たまに、でられないで右往左往している車がいるんですよ。。。
私の通う校舎は大学の南西に位置しているので、この距離感を知ってから、大学の南西側のアパートを見学したりしました。この見学の期間はレンタカーを借りていました。大学の北側は平坦な道ですが、南側は丘陵になっています。ですので、レンタカーでないと移動がままならないのです。
見学に行ったのは、
です。日本人の方に聞くと、どこも評判がよいのですが基本的に家賃が東京並みに高いです。ざっくり25万円ほど…金銭感覚がよくわからなくなって、この時点で家賃はそんなもんかな、とあきらめてしまいました(^^;
Sharon Green Apartmentsは、Sharon Shopping Center隣で非常に環境が良いと思いました。大学からは坂を少し上ったところに位置していますが、バスが来ているので、自転車に疲れたらバスかなと思っていました。洗濯機は共用です。住んでいる日本人の方に聞くと隣の部屋の音が聞こえるとのことですが、○ak Creekも同じだそうです。残念ながら9/15からしか空いていないようで、それまでどうしようかと考えて保留に。受付の男性は非常に感じがよく、ジェントルマンだそうです(^^。あとでメールで質問をしたら、丁寧にメールで返事をくれました。
次に行ったのはStanford Westです。ここはStanford大学が財産権を所有していることからStanford関係者でなければ入居が難しいところです。聞いた話によるとキャンセル待ち多数とのことでしたが、私が行ったときには空き部屋が一つありました!ただし、Studyルーム付きで26万円!一階にシャッター付きのガレージがあるし、洗濯機は室内だし、何より新しいし、、、ということで決めつつありましたが、その日に閉まっていた○ak Creekに行ってからと思い、ここも保留に。。。
翌日○ak Creekに行って決めました。決め手は大学に近いことと、1 bed/1 bathで一番安い部屋(南西向き、道路と面していない部屋)が空いていたからです。洗濯機は共用ですが、洗濯部屋が同じフロアにあって便利(各階にはない)。最上階角部屋で、上下左右の部屋の音が聞こえにくい。築40年の大御所ですが、よく管理されており、せいぜい築20年程度にしか見えません。。。と思って決めてしまいました。
が、日本ではありえない古さですね。で、この古さが苦労話の種に…。
後日引越し時に契約書にサインしたのですが、その際にアスベストと鉛ペイントが使われていることが告知されました。州の法律によって告知義務があるそうなのですが、契約当日まで教えてくれないなんて酷いなぁ。。。後日よく見ると駐車場と洗濯部屋にWarningプレートがあります…下見時に気がつかなかった…o/z。契約時にそれがわかったのですが、引っ越す気満々でもう後戻りはできないし、まぁ普通に人が住んでいるし大丈夫だろう、と思ってサインしてしまてしまいました。。。ただ気になると気になってしまい、もしどうしても気になるなら契約期間内に退去できるのかを調べるためそれから数日間契約書を和訳するはめに…(何をしているんだか…)。すると、契約期間内に出る場合は次の賃貸人が決まるまでは家賃を払い続けるようなことが書いてあり(州でもその契約を認めているらしい)、その他にもお金を払ってまで主従関係を結んでしまったかのような条文もあり(苦笑)…。でも危険物とちゃんと認識して管理しているようですし、他の日本人の方から「それは大丈夫、気にする必要無し」との心強いアドバイスをもらえたりして、むしろきちんと告知してあるのは良いことだし、今は部屋のペイント剥がれを直してもらったので、あまり気にならなくなりました(^^)。もちろん手洗いとうがい、蛇口にBRITAをつけて(これは関係あるのか?)防御していますが、、、気にならなくなれば、静かで良いアパートだと思います。
- それにしても、、、
- 天井と壁のペイント剥がれを修復してもらうのに、英語で説明するのはきつかったです…とほほ。悪徳保安官のようなアパートの管理人が見に来た時には何を言っても聞く耳持たずで、閉口。写真を撮ってレポートを作成し管理事務所に説明しに行っても担当をたらい回しにされたり、電話しても突然切られたり…今思っても散々な思い出ばかり…。が、一ヶ月の折衝の末、塗装実務担当の方が来てくれることになり、その方は非常に親切で快く相談にのってくださり、またすぐに作業をして下さいました。そう言えば、ここの賃貸担当者も電話をしても繋がらなかったり、内線を繋いでくれても繋がらなかったり。。。人によって対応の温度差がずいぶんと違うようです。 ちなみに参考情報になりますが、Stanford WestもSharon Greenもアスベストは使っていないとのことです。Stanford Westはさらに鉛ペイントなどの有害なケミカルを使っていないそうです。さすが新しいだけありますね。
そうそう、もう一つ難関がありました。アパートの契約には、預金残高の証明書を要求されました。会社からの財政証明書も有効で、足りない金額を証明しなければなりません。その金額をCitibankの口座に入れたものの、英文での証明書が取得できず(取得しようとすると日本からの郵送になり、大幅に日数が掛かる)、困りました。結果的に現地の銀行口座に送金し(数日かかるがいつ完了するかわからない)、数日後に預金残高証明を発行し、期限に間に合いました。日本にいた時点でCitibank口座から国際送金の口座登録をあらかじめしていたのが幸いでした。
ところで話が初めに戻りますが、アパートを見つけるのにはGoogle Mapsで該当地域を表示させて、検索ボックスでApartmentと入力するのが便利です。たとえば、こんな感じです。これで大体見つかると思います。
あるいは、Apartment SearchやRent.comで調査しても良いと思います。また、apartmentratingsなどで、気になったアパートのレビューを見るのも良いと思います(批判的なことばかりですので…参考程度に)。
家賃の高騰については、サブプライムローン問題で家を手放す人が多く出た結果、賃貸ファミリーが大量に増加し、それで家賃が高くなってきているそうです。家を手放した人に高い家賃を強いるなんて、、、酷い。さらに、Palo Alto市はアメリカでもトップクラスの家賃が高い地域だそうです。。。
最後に、アパートの情報を集めているときに収集した、その他のアパートのホームページなどをリストしておきます(詳しく知っているわけではなく、URLをメモっただけです):
- Merrilee Terrace Apartments
- Avalon Towers on the Peninsula(概観から見るに、日本のタワー型マンションが好きな人はココしかそのような建物はないです)
- Stanford Villa
- The Community Housing office(Stanford大学の不動産担当部署?)
- craigslist
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