米国で買ったルンバ535ですが、昨年以降"ブーブーブー、エラー5"という悲鳴と共に充電できなくなってしまいました。どうやらバッテリーの寿命の模様。
アイロボット社の説明によると「およそ1年半を交換目安として推奨しております。」とのことで短い!と思うのですが、実際は一年以上もったように思います。米国から戻るときにバッテリーが入手困難だったらどうしようかと思い予備で買っておいたバッテリーがあるので、今回はそれと交換してみました。
まず、マニュアルを確認します。
このページは英語ですが、絵があるので簡単に理解できます。ひっくり返してネジを4箇所はずせば、バッテリーが交換できそうですね。早速やってみます。
ひっくり返して、ダストボックスやゴミ取りローターx2を取り外します。左上のコーナーブラシがフタに干渉しそうなので、4箇所のネジの他にこのコーナーブラシも取る必要がありました。
フタを外すとバッテリーが見えます。大きく"iRobot"と書いてあるのですが…
(と、その前に、フタを外すとホコリやチリがたくさん詰まっていました。このとき、取り除くことを忘れずにしましょう。)
あれれ、用意しておいたバッテリーと色が少し違いますね…
どうやらパチモン(Compatible品、互換品)だったようです。
Amazon.comで買ったのですが、英語だったのであまり読まずに買ったから…。ちなみに買った時は$39でしたが、今は$26くらいまで値下げしているようです。また、
同じモノは日本でも流通しているよう
です。
電池を比較しますと、純正品は
ニッケルカドミウム充電池2200mAh、買っておいた互換品は
ニッケル水素充電池3500mAhです。電池の種類が違いますが、電流容量は約1.5倍になっています。
なんだか互換品が一般的のようにも思えますが、
ちゃんと純正品もあるので、安全面を気にするなら純正品にしておくのが良いと思います。
取り付けるとこんな感じです。テープを内側に折って、フタをして完成です。数時間充電をして(オレンジにピコピコ点滅)、充電が完了したらGo!です。
あと気がついたことですが、普段は自重でタイヤが後方に移動しているので良いとは思いますが、段差などを越えるときには回転ブラシとタイヤが干渉しますね。回転ブラシが曲がる要因にもなりえます。日本製の掃除ロボットが増えてきましたが、東芝やシャープのロボットはこういうことはないのではと思います。
iRobot Roombaのバッテリー交換をしました。アフターパーツが高い印象を持ちましたが、互換品によって低価格化が実現できているようです。市場におけるベンダーの面白い住み分け方だと思います。国産ロボットでもアフターパーツは高いのではないかと思いますが、国内メーカーは互換品を嫌うので、iRobotのような戦術が功を奏すかどうか、これから楽しみです。
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