契約している自動車保険は実際にはCMで謳われているほど安くなっていないと思いますので、どの会社の保険が良いかはきちんと調べる必要があります。自分は一括見積もりサイトを駆使して保険料を算出していますが、一括見積もりサイトでもその思惑により、実際の契約時には更に高くなってしまっていることが多いです。一括見積もりサイトを複数利用し、比較した上で、最適な自動車保険会社を選択しましょう。
さて今年も、インズウェブと楽天、価格.comの3つの見積もりサイトを利用しました。その見積結果は下記のとおりです:
インズウェブ見積もり | 楽天見積もり | 価格.com見積もり | |
アメリカンホーム | ¥26,570 | ¥32,410 | |
SBI損保 | ¥19,160 | ¥34,220 | ¥35,650 |
三井ダイレクト | ¥23,780 | ¥32,260 | ¥38,350 |
おとなの自動車保険 | ¥24,990 | ¥32,260 | ¥35,170 |
イーデザイン損保 | ¥24,490 | ¥38,080 | ¥34,750 |
アクサダイレクト | ¥16,450 | ¥29,280 | |
中央値 | ¥24,135 | ¥33,240 | ¥34,960 |
最安値 | ¥16,450 | ¥32,260 | ¥29,280 |
最高値 | ¥26,570 | ¥38,080 | ¥38,350 |
インズウェブ経由の見積もりが全体的に安いことがわかります。ただし、自動車保険の一括見積もりにおいては安いから良いというわけではないのです。安くするためには必要最低限の要素も削ることができ、それによって算出された見積もりは要望と乖離していることが想像できます。そこで今回は、インズウェブの最安値(=アクサダイレクト)と最高値(=アメリカンホーム)、そして比較的高い傾向にあった価格.comの最安値(=アクサダイレクト)をピックアップし、現在の契約(=チューリッヒ)も合わせて比較してみました:
アクサダイレクト | アメリカンホーム | アクサダイレクト | 現在の契約(チューリッヒ) | |
金額 | ¥16,450 | ¥26,570 | ¥29,280 | ¥38,270 |
対人賠償保険 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償保険 | 無制限 | 無制限 | 2000万円 | 3000万円 |
対物超過修理費特約 | なし | なし | ||
人身傷害補償特約 | 3000万円 | 3000万円 | 3000万円 | 3000万円 |
搭乗者傷害保険 | なし | 1000万円 | なし | 1000万円 |
自損事故保険 | 人身傷害補償特約でカバー | 1500万円 | 人身傷害補償特約でカバー | 人身傷害補償特約でカバー |
無保険車障害保険 | 2億円 | 2億円 | 2億円 | |
車両保険 | なし | なし | あり(25万円) | あり(30万円) |
車両保険免責金額 | なし | なし | 1回目5万円/2回目10万円 | 1回目5万円/2回目10万円 |
免責金額ゼロ特約 | あり | |||
弁護士費用特約 | あり(300万円) |
やはり車両保険の有無がキーファクターのようです。一見するとアクサダイレクトがやすいように思えますが、搭乗者傷害保険がついていません。また現在の契約に比べて、対物賠償保険の金額が下がり、車両保険の免責金額ゼロ特約や弁護士費用特約が欠けています。しかし、いまのところアクサダイレクトが最も優位に思えてきます。
このように一括見積もりを比較することで、まずはどの一括見積もりが自分の要望に沿っているのか(今回は価格.com)、そしてその中で最もベストな提案をしてきているのはどこか(今回はアクサダイレクト)を見ることができます。あとは、目星をつけた保険会社のサイトに行き細かい調整をして自動車保険の継続更新完了となります。
ちなみに自分はこの方法により、前年度の保険会社の継続をしたことがありません。
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