今回筆王ZEROでインストールしたフォントをLibreOffice(≒OpenOffice)のドキュメント内で使用していたのですが、Windows8.1導入に伴いマルチユーザ化したところ筆王ZEROを使っていたユーザ(ユーザAとする)環境では通常通りLibreOfficeでも使用できるのですが、新しいユーザ(ユーザBとする)では筆王ZEROのフォントを表示できません。LibreOfficeのフォント選択肢には出てくるので何らかの認識はしているようだ、、、というところで解決策を探りました。
まずフォントのある場所は、
C:\Windows\Fonts
です。ここに筆王ZEROでインストールしたファイルも導入されます。しかし、ユーザAでは新フォントが列挙されるのですが、ユーザB環境では新フォントが表示されません!セキュリティタブで参照権限を見てみると、ALL_APPLICATION_PACKAGEとusersが筆王ZEROフォントファイルにはないようです。これを付与してあげれば解決するはず…なのですが、フォントファイルがたくさんあるのに一括変更のすべが見つかりませんでした。
仕方がないので、
- ユーザA:
C:\Windows\Fonts
すべてをいったん別の(ユーザBと共有可能な)場所にコピーする。 - ユーザB: 筆王ZEROがインストールしたファイルのみを抽出(ほかは削除)。インストールの日付でグルーピングすると簡単。たとえば下記など:
- ユーザB: 残ったファイルをすべて選択し、右クリックからインストール。すべて上書きインストールとする。
CANDGY.ttf cgbqb.ttc cgrtr.ttc FGCCPKAI.TTC Gyokoku.ttc HGRHAM.TTF HGRKM.TTF jchw00e.ttc jftp00e.ttc jkai00m.ttc jkan00h.ttc jlei00m.ttc jnag00b.ttc joor00h.ttc jovr00h.ttc jpen00l.ttc jpsk00l.ttc jpsk00m.ttc jrmm00u.ttc jsin00b.ttc jsin00m.ttc jska00l.ttc jsns00m.ttc jsun00m.ttc jwyz00l.ttc jxka00h.ttc |
このようにしてフォントファイルへの参照権限を一般化することで、マルチユーザ環境でも筆王ZEROのフォントが使えるようになりました。
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