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2009/07/16

アメリカの火災報知器

昨晩の夜8時くらいに研究棟にて突然セミの鳴き声のような火災報知器が鳴ってビックリ。
その音には拍子抜けしたけれども、音量が巨大すぎて耳が痛い。耳を塞いでやっと我慢できるレベル。

平和ボケ甚だしくどうせ誤報だろうと高をくくって様子見のために廊下に出て行くと、カメラのフラッシュのように報知器が眩しく点滅し、そして学生さん達が足早に避難していた。

え?本当にやばいかも?

自分も慌てて建物の外に出ると、20人くらいの学生が既に避難していた。火災報知器は5〜10分くらい延々と鳴り続けた。やっと消防車(Fire Engine)が到着し、建物内を調査。消防士が入って5分後くらいに報知器が止まり、"入ってOK"の合図がなされた。消防士の顔から、誤報かいたずらかのどちらかであることが伺えた。

本当の火災だったら真面目に危なかったので、きちんと避難経路の確認はしておくべきかなぁと反省した。

とは思うものの、
  1. 耳を押さえなければ何も聞こえないような爆音サイレンはどうかと思うし、
  2. 棟内の火災報知器が一斉に鳴っているので一体どこで火災がおこっていてどこから逃げればいいのかが全くわからなかった、
  3. 消防車がわりとゆっくり目で来る(場所が特定できなかったのか、直前からサイレンを鳴らしてきた)
など、本当の火災時には混乱が生じるのではないかと危惧してしまった。

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