SyntaxHighlighter
2006/07/02
SSM行ってきた(W
晴海埠頭で行われたSSM(スバルスポーツミーティング)に行ってきた。
晴海や豊洲のあたりは再開発著しく高層マンションの建設ラッシュで、町並みも現代的できれいであるのに、今日だけはいかついインプレッサとレガシィだらけの怪しい街に変貌していました。
隙間だらけのプログラム(http://www.2and4.co.jp/ssm/timeschedule.pdf)でイベント間で暇をもてあまさないかと思っていたけど、あっという間で5.5Hが過ぎ去っていた。
見所は、ソルベルグや新井選手のデモランとトークショー。
デモランはとってもクレイジー。鎌田→新井→ソルベルグになるにつれて、その発狂振りが酷くなってきます。
新井敏弘は観客手前1mでサイドターンしてたんだけど、あとでビデオを見たらバンって客に向けて火も吹いていました(笑)
ソルベルグは(車両がそもそも異なるけど)速度感が一回り違いました。斜めに突っ込んできたかと思ったら、ケツを見せながら曲がっていく。あとお約束の立ち乗り(箱乗り)とか。う〜ん、狭いスペースでよくやります(汗)
実はこのデモランでは抽選で各ドライバーごとに同乗者がえらばれていたんですが、あの走りの中、ずっと乗っていました。ソルベルグの走りで隣に乗っていたら振り回されて大変なことになってしまうのではないかと思っていたんですが、選ばれた女性は自然に感激していました。ボクも乗りたかった!!!
デモランの直前に行われたトークショーも面白かったです。
新井敏弘がラリージャパンをWRカーで走ることが正式発表されたり、ソルベルグの契約更新に関することが伝えられたり。ところどころ笑いがあって、ソルベルグはスバル車を何台も所有していて来月にトライベッカを手に入れるとか。しかし今欲しいのは今日のSSMに参加していた一般オーナーのグリーンのスバル360(?)だと指差しし、司会がオーナーの方に注意を呼びかけたり。
肝は、最近勝てていないことへのストレートすぎる質問とそれへの真摯なぶっちゃけ回答。これはボクも参考になりました。
実は車両の開発体制がうまく調整できず、チューニングで取り戻すことが出来ないほどに車両設計にミスがあり、数年前のレベルまでスペックダウンしてしまっていたそうです。
現状の問題点についてはもう詳しいことまで説明されていましたが、これから開発体制を抜本的に変更し、現在対応しているところとか。具体的には、開発体制を一元化し責任者を抜擢することで、ドライバー(ソルベルグ)の意思を正確に伝え、ドライバーが欲する車両に仕上げること。また、開発された車両を適切にテストできるように、ラリーイベント及びドライバーに熟知した人間をテスト責任者に据えて、イベントに投入すること。などです。
こういう(強制的な)ジョブローテーションとコミュニケーションの促進は、エンジニアレベルでは共通なんだと思いました。つまり、いまボクが属している会社でも、ある軸においては製品や市場のことに疎い(ソフト/ハード)開発屋さんだとか技術はわからないけど商品屋さんだとかが居たり、別の軸ではソフト屋さんとか、ハード屋さんとか、UI屋さんとか、デザイン屋さんと自称する人たちが居たりして、それぞれ独立して各個の立場でモノを考えています。それぞれに立場があり、それに基づいて意見を言うのも良いのですが、あまりそれに固執せずに自分の経験を生かして様々なステージを担当できれば、他の立場もわかるだろうし、コミュニケーションも円滑で目的意識が合致した開発ができるのだと思うんですよね。
というようなことをランチミーティングで部門長に言ったこともあるのですけど、まぁ自分が実績を作らないと説得力はないですかね。。。(にしても、いろいろ思って半年前に異動した僕ですが、リーダーから「○×君はもはや欠かせない△□エンジニアですから」とお世辞に言われても、現状の仕事では実はあまりうれしくないんですよね〜(苦笑))
とスバルに話を戻すと、独立分離してしまっていた開発体制をソルベルグ中心に再構成したので、(まだ少し時間はかかるけど)必ずトップ争いに戻ることができるだろうということでした。で、ソルベルグも契約延期にサインしたと(^^)/
実はこの契約延期はソルベルグ自身も満足気だったようで、トークショーの勢いでラリージャパンの"VIP"チケットをプレゼントするといい始め、慌ててSTI側がペターの自費招待だと言い重ね(笑)、偶発的な抽選会が始まったりしました。通訳では"VIP"という言葉が抜けていましたが、ソルベルグははっきり「今朝見たVIPチケット」と言っていましたです。あーーーー、ボク本気でほちかったす!!!!!!!!!!!
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