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2006/05/22

2006/05/21 棒ノ折山

05:30頃 出発。本年初の山登り。今年は甲武信ヶ岳に登ってみたいので、そのトレーニングとして棒ノ折山へ行くことにしました。トレーニング程度にしか期待していなかったのですが、棒ノ折山は、その期待を良い意味で裏切る、とても美しい山でした
07:45 さわらびの湯到着。さわらびの湯は10時からですが、駐車場はあいていました。先の名栗湖沿道にも駐車スペースが若干あるようですが、本日は縦走するためここにクルマを停めて、名栗湖から白谷沢を経由して棒ノ折山を目指します。
08:00 出発。新聞社か何かが主催する、入間川のウォーキング大会のようなものがあって、さわらびの湯辺りに騒がしい中高年の方がたくさんいました。幸いにも歩く方角が違うようで、ホッとしました。
08:15 名栗湖着。ここから白谷沢に入り、渓流沿いを歩くことになります。
09:15頃 林道大名栗線着。ここまでの45分ほどは、とても素晴らしかったです。秩父や武蔵、奥多摩は針葉樹が多い感があるのですが、白谷沢は一面が広葉樹で覆われています。晴天の下、日光が頭上の新緑に当たり、その葉を透過した緑色の柔らかい光が地面に注ぎ、シダ植物やコケをより鮮やかにしています。日向に出ると若干暑いのですが、渓流沿いであることもあり、ほとんどの行程を涼しく気持ちよく歩くことができました。なお、このルートは渓流沿いを歩くため、川を横切ることが度々ありますし、鎖場などもあり、登りが急なところが少々あります。
09:30 岩茸石着。林道から長い階段を登ってすぐ。まぁそこそこの大きさでした…。ここから権次入峠を経て棒ノ折山頂上へ行きます。帰路はここまで戻ってきて、ここから川又ルートでさわらびの湯へ戻ります。
09:50 権次入峠。やや開けています。道標はないのですが、ここから川合のほうに抜けられるような道がありました。やはり雑誌などでは情報量が限られてしまうため、山地図を携行せねばなりません。
10:00頃 棒ノ折山頂上。頂上はとても広く、眺めが最高です!伊豆ヶ岳、子の権現、高水三山、武甲山と秩父の山々を一望できるのできます、、、が秩父の山はどれも同じような印象で、どれに登ったのかが定かでなく、、、結構歩き周っているんですけれどもねぇ…。飯能市街も望めるような、東側の展望が開けています。ということは野営すれば、日の出を見るのに絶好のポイントかもしれません。
11:45 下山完了。川又ルートは白谷沢のルートと異なり、ひたすら杉林の中を進みます。景色もなく、よってレポートもなく…。休まず一直線に下りました。川又ルートを降りるとさわらびの湯の直下に出るようです。さわらびの湯に隣接しているうどんと蕎麦のお店があり、「本当に美味しいうどんを食べたことがありますか?」と挑戦的な看板を立てています。そのお店の名は、名栗渓谷うどん「ゆきやなぎ」。今日はお菓子も持たずに登ってきてしまったので、お腹がペコペコ。早速挑戦を受けるべく入店して、冷やし山菜うどんを注文。とてもすごいコシのある麺で、一口目は「茹でてないんじゃないの?」とか思ってしまい、二口目には「消化に悪そう」とか思ってしまいました。美味しいことは「とても美味しい」のですが、なぜか感動がイマイチ。疲れすぎていたためか、店員の対応が遅いためか、山菜は良いとしてもキュウリとうどんがミスマッチだと思ったためか、お皿よりも器のほうが良かったと思ったためか…。今度はうどんのみをターゲットに再訪したいです。


棒ノ折山(棒ノ嶺): 969M
資料: 首都圏からのハイキング'01-'02 P.44


新緑シーズンの白谷沢はとても美しい。紅葉シーズンも美しいのではないか。秋頃にまた行きたい。秩父の山ではお勧めの部類に入る。下山後は名栗渓谷うどんやさらわびの湯があり、行楽登山として最適。

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