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2005/06/23

2005/06/19 会津駒ヶ岳

00:30頃 東京出発。少し遅くなってしまったため、高速を使用してしまいました。


04:00頃 R352沿いに会津駒ケ岳登山者駐車場到着。ここに駐車して一眠りして出発することにしました。後で知ったのですが、もう少し尾瀬方面に行って登山道への林道を進んだところにある、地図に5台可と書いてある、登山道付近には30台ほど駐車できそうなスペースがありました。みなさんそこに停めていました。まだ暗かったですし林道を走るのが少し億劫だったのでボクはそこまで行かなかったのですが、下山後に同じところに停めている人は一人もいませんでした


05:30頃 一休みするはずが、ぜんぜん眠れず、とりあえず出発。


06:00頃 R352から会津駒登山口という大きな白い看板を目印に右に林道を進み、それをショートカットする近道を通り、登山道の入り口に到着。木で出来た立派な階段を登り、いよいよ会津駒登山開始です。


07:30頃 階段を登ってからいきなりの急登がひたすら続き、汗がダクダクと落ちてきます。今日は2.5Lも水を準備してきたので、流した汗の分だけ惜しみもなく飲みます。美味しい!ところどころ雪が見えてきても、汗は滝のように流れます。1.5H歩いてやっと水場への分岐点へたどり着きました。水はふんだんにあるので、一休みして、水場はスキップします。


08:30頃 水場の分岐を過ぎてからは、ほとんどが雪山状態です。アイゼンでもあれば歩きやすかったのでしょうが、人の足跡を探しながら、そして滑りながら登っていきます。途中で動物の大きな足跡みたいなのがありましたが、、、熊かと思うとぞっとしました。そういえば、昔の熊退治かなにかの記録が随所の木々に刻まれています。この一帯は非常に体力を費やすと同時に、小バエらしき虫の多さにビックリ。払っても払っても追ってきます。他の登山者に聞くとどうやら血を吸うようで、髪の中に入り血を吸われると痒くて仕方がないそうです。ボクは大丈夫でしたが、彼の頭はいかにも入りやすそうにうっすらとしています。とは言えそのような話を聞いてしまったので、帽子をかぶることにしました。そんな格闘を1時間ほど続けると、会津駒と大戸沢岳が視界に広がる稜線に出ます。あともう少しです!


09:00頃 稜線から燧ケ岳の鬼が島のような眺めを横に、駒の小屋にたどり着きます。完全予約制とのことでしたが、鍵が開いてあり管理人さんは居らず(?)、宿泊客の部屋の隣に非難部屋がありました。予約せずに来訪する人もいるんでしょうね。中は凄くキレイで、次回はここで一泊して縦走をしたいなぁと思いました。しかし水の確保が難しい位置ではあります。水場を確認しておけば良かったと下山後に思いました。


09:30頃 小屋前で軽く朝食を食べて出発。辺りは既に雪で覆われており、会津駒へのラストも雪の斜面を這いずることになりました。中高年の方はとても苦労しておりましたが、ボクは斜面途中に木道を発見したため、そちらでスイスイ登っていってしまいました。頂上は意外と狭く、10 人もいられないかもしれません。そこで、中門岳のほうへ行くと雪原が一面に広がる広場にでました。ここからの眺めはすばらしく、空気も涼しくて気持ちよく、しばらく休憩していました。中門岳へは雪の中を歩くことになるため、本当は湿原を楽しみにしていたので、次回にとっておくことにして下山することにしました。



12:00頃 下山完了。来た道を折り返すピストンです。10:00から下山したので、大体2時間くらいでしょうか。雪道を下ると登山道がよくわかります。登山道には雪解け水が流れこみ小川になっていました。登りの時はその小川が登山道だとは全く気がつかず、むしろ避けて通っていました。自分がいかに登山道を外れて歩いていたかが、登りと下りのGPSログからもわかります。赤い印がたまーにあるので、運良く上にたどり着いたようなものかもしれません。下山は自分なりにハイペースだったため、登山道入り口ではクタクタ。R352までは近道を通る元気もなく、林道を歩いてゆっくりと下ることにしました。すると下り途中で抜かした方がクルマで追いついて、ご親切にも駐車場まで乗せていってくれるとのこと。神降臨。本当に助かりました。彼は郡山から田島に出張で来ていて、そのついでに登ったとか。毎年登っているそうで、下山後に水浴びしていたりしたので、やはり余裕というか勝手が違うなと思いました。


下山後は、R352を尾瀬方面に少し向かい、村役場付近の駒の湯に浸かり(600円)、鬼怒川経由で下道でゆっくりと帰宅しました。高速使うと寝ちゃいそうでしたので 鹿沼で宇都宮餃子の正嗣により、焼き餃子と水餃子を堪能。うますぎなので、また行きます!




会津駒ケ岳: 2132M
資料: 山と高原の地図14 尾瀬



クルマは登山道入り口の階段前に停めると良い。林道も狭くないし、舗装されている。ただし、5時くらいにはいかないと満車の時もあるとのこと。完全な雪山だったが、既に気温は高く、虫が多い。今日以降の夏場に登るのは正直辛いと思った。体力を整えて、晩秋に縦走できればと思う。

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