SyntaxHighlighter

2021/05/06

4:2:2映像の4:2:0化

最近のカメラで動画を撮影すると4:2:2フォーマットで撮影することができます。ところが4:2:2フォーマットだと、DavinciResolve17やVegasPro18で読み込めないケースがあります。私が試したところ、DavinciResolve17はすべてNGで音声トラックしか認識しませんでした。VegasPro18ではプロジェクトメディアとして登録(ドロップ)できませんでした(ただしH264にすれば読み込めます)。

4:2:0にすればそれぞれのソフトで取り扱うことができるため、ffmpegを使って変換してみます。

ffmpegは本家サイトから紹介されているgyanビルドを使いました(version 4.4 release full)。

基本的な変換コマンドは下記の通り:

-pix_fmtのパラメタは適宜変更する必要があります。

このようにすると下記のように変換可能です。

ただし注意点がいくつか…

  • コーデックがH264になってしまう(メタファイルも消え、音声もAACになっている…)。コーデックを指定する必要がありそうです。
  • ファイルサイズが1/10になってしまった(8GB->0.7GB)。Qualityを指定する必要がありそうです。
  • 色味が違う?4:2:0にしたために、見た目が変化してしまうようです。
4:2:2やHEVC(H265)はまだ過渡期の動画ファイルなので、出力を意識して撮影時の設定を選ぶ(敢えてH264/AVCを選択する等)が必要そうです。参考: videohelp.com

2021/03/28

Alpha Activationの失敗によりゲームが起動できない件

信長の野望 創造をゲームしようとすると、エラーが発生してゲームを起動できない。

具体的には、次のようなエラーダイアログがでる。「Settec. ERROR: Cannot extract to disk!」

 

どうやらウィルス防止で動作不全に陥っているようだ。

 除外設定は、このゲームのexeファイルを追加するのみ。

[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windowsセキュリティ]→[ウィルスと脅威の防止]→[ウィルスと脅威の防止の設定(設定の管理)]→[除外の追加または削除]→[除外の追加(ファイル)]

  • %TEMP%\lder.exe
  • %PROGRAMFILES(X86)%\TecmoKoei\Nobu14\NOBU14.exe

 なお、すでにlder.exeが起動されている場合は一度プロセスを終了させる必要がある。リソースモニターでlder.exeを確認し、右クリックでタスクツリーの終了を選択する。その後、ゲームを起動しなおす必要があるようだ。

 

参考にしたページ: Q&A

2021/02/28

令和2年の確定申告メモ

ID/PASSでの申告において「HUBH009E:署名検証がエラーとなりました。 申告等データの内容をご確認の上、再度送信してください。」とエラーが出る。電話問い合わせをしてもわからず、メール問い合わせに対して返信すらない状況。

署名検証のエラーなら申告内容を確認して再送信しても改善しないと思われるものの、その週にかけて5回以上の確認と再送信をしたが改善せず。。。

仕方がないので、郵送での確定申告に切り替える。郵送する際には押印が必要。また、マイナンバー通知カードと免許証のコピーが必要。

最終的に郵送でもいいので、ID/PASSでの認証結果をQRコードにして印刷してくれたりするだけでもセキュアにかつ楽に手続きできるのにと思った。システムご担当者様の引き続きの改善に期待。

★2021/04/10 追記★
メールで返信があり、原因と解決策が示されました。メモとして転載します。
『医療費控除の入力において特定の健康保険組合が発行した医療費通知データを読み込んだ後、申告書データを送信すると該当の署名検証エラーとなる事象を把握。健康保険組合側において、医療費通知データを再発行するため、システムの更新予定。』
⇒ 『医療費通知データの再発行時期について詳細を健康保険組合に問合せ、更新後のシステムからダウンロードした医療費通知データを読み込んで申告書データを送信』

2021/01/23

WSL2導入メモ

  1. Windowsの機能の有効化または無効化でコンポーネントを追加する
    1. "Linux用Windowsサブシステム"を選択してチェックを入れる
    2. "仮想マシンプラットフォームを選択してチェックを入れる"
    3. 再起動する
  2. Windows Kernelの変更
    1. マイクロソフトのサイトから"Linuxカーネル更新プログラムパッケージ"をダウンロードしてインストールする
    2. WSL2の設定を行う。
      1. PowerShellを管理者として起動し、次を入力する。
  3. ディストリビューションをインストールする
    1. マイクロソフトのサイトからディストリビューションファイル(.appx)をダウンロード
    2. 管理者としてPowerShellを起動し、インストール
      1. Add-AppxPackage .\Ubuntu_2004.2020.424.0_x64.appx
    3. スタートメニューからディストリビューションを実行
    4. ユーザネームとパスワードを設定
  4. WSL2のVersionを確認する
  5. 完了!

2020/11/23

mp4動画を指定のファイルサイズで分割

Google Photosが一日合計15GBまでのアップロードで、10GBを超える動画をサポートしていません。最近のカメラはでは4K60pなどで撮影をすると10GBを超えたファイルが出来上がってしまい、仮に15GB以下であってもバックアップされていませんでした。
そのような場合には10GB以下に分割しておけばよいので、下記にMP4Boxを使った例をメモっておきます。

MP4BoxはマルチメディアフレームワークGPACのMP4ファイル操作プログラムです。MP4Boxを使うと、mp4ファイルのトラック追加や削除、ストリーミング用ファイルへの変更などができるようです。

MP4BoxはWindows用にもビルドされておりGPACのサイトからGPACとしてダウンロードすることができます。インストールすると、

mp4box.exe
としてコマンドプロンプトから使うことが可能になります。

たとえば、2GB単位でファイルを分割したい場合は次のようにコマンドプロンプトで実行します。

mp4box.exe -splits 2000000 input.mp4

このようにして大きなMP4ファイルを分割しておけば、Google Photosにも無事にバックアップできます。