その手順を述べます。
- はじめに、DMV (California Department of Motor Viechles)のサイトにて試験の予約を入れます。予約を入れなくても大丈夫ですが、すごく待つそうです。DMVによっては混雑状況が異なるようなので、複数のDMVの最短スケジュールをチェックしたほうがいいでしょう。
- 次に、日本食スーパーマーケットのニジヤなどに置いてある(外の地べたに積んであるので汚い)黄色い電話帳(イエローページ)を取得します。このイエローページには問題と道路標識の説明の一部があります。
- さらに、インターネットから問題集を印刷します。例えば、ココやココなどにあります。
- 予約日までに、一度上記の問題を解き、答えを覚えておきます。また、DMVのこのページではflashを使って、絵でわかりやすい問題を解くことができます(ただし英語)。
- 予約した当日、1時間ほど早めに行き(車で行く場合は駐車場の空き待ちをする場合があるので、早めが安全)、DL-44を取得して記入をします。SSNを取得している場合は、SSNを書きます。私は
- 投票に関する住所を変えるかどうかはNO
- 臓器ドナーになるか$2支払うかどうかは無回答
- 予約した時間になったら、受付でDL-44を提示しドライバーライセンスを新規で取得しに来たことを言います。必要なものは、
- DL-44
- パスポート(VISA及びI-94、私の場合はDS-2019も)
- 手数料$28
- (持っている場合は)日本国内の免許証
- この受付にてDL-44の記入ミスをチェックしてくれます。そしてその修正をしながら、奥の本受付(?)で呼ばれるのを待ちます。もしかするとこの受付にてDL-44を受領して、本受付で呼ばれるまでにDL-44の記入を済ませれば良いのかもしれません。しかし3分程度で呼ばれたため、場合によってはその余裕はないかもしれないので注意です。
- 本受付では、先ほどと同様に記入内容とパスポート及びVISA, I-94のチェックをします。ここでもI-90を要求されましたが、I-94しか持っていないことを告げ、DS-2019を見せてOKでした。日本国内の免許証があるなら、ここで提示します(DL-44に免許証番号を記入しておくべきらしい)。書類がOKの場合は、その場で視力検査を行います。両目、片目ずつの3回で、それぞれ指定された文字列を読むだけです。全て完了したら、手数料$28を支払い、受付は完了。レシートを持って、カメラ撮影の窓口に並ぶように指示されます。
- 撮影窓口では、指紋の採取と顔写真の撮影をするだけです。撮影後2分ほど待ちまして、顔写真がレシートにくっつけられて返されます。これが終わったら、いよいよ筆記試験です。別の窓口に移動します。
- 筆記試験では、名前を言ってレシートと顔写真を渡し、日本語の問題を受領します。今回は日本人だとわかっていたせいか、あらかじめ「Japanese?」と聞いてくれました。日本語の問題をもらうためには、ここで「Japanese please」と言うべきのようです。
- 筆記試験はカウンターで黙々とこなします。文章による質問36問と標識の出題12問になります。それぞれ6問と3問までの不正解が認められていたと思います。問題の日本語がおかしく、理解できずに、正答できないケースがあるそうです。今回受けた試験では日本語はまともだったと思います。私は完全に知らなかった一問(飲酒運転の懲役は最高6ヶ月)しかミスがありませんでした。標識はイエローページにあるもの以外も出題されていたので、ハンドブックに目を通しておいたほうが安全でしょう。
- 筆記試験を完了したら、再度列にならび、仮免許証(Temporary Driver License)を受領します。聞いた話によると、国際免許証を持っている場合は"Temporary Instruction Permit"をもらうべきだそうです。もし"Provisional Instruction Permit"などと書いてあると、実技試験に自分で車を運転して乗っていくことが許されないそうです。国際免許証を持っている人は、"Termporary Deriver License"をもらうようにしましょう。
- ここで次のステップで実技試験があることが告げられ、予約するようにと言われます。手段はココに来るか、電話するか、インターネットか、らしいです。今のところインターネットでの予約は何故かできずに、「you are ineligible to make a behind-the-wheel driving test appointment online.」と言って弾かれます。オンラインで正しく予約できる人もいるようですので、よくわかりませんが電話で予約することにします。
仮免許の取得は以上です。
かなり気合を入れて勉強しました…。しかし、実はそれほど勉強は必要ないと思います。文章問題6問と標識3問まで間違えられるのです。余裕を持って出かけるほうがいいでしょう。ただし一度落ちると合格へのハードルが高くなるので(6問→3問)、一度で合格するように予習は必要です。
それと、DMVのサイトは非常に便利で(DL-44がダウンロードできない点は除く)、たとえば前述の例題ページがあったり、免許取得に関するビデオがあったりするので、目を通して置くと良いでしょう。
(KondoMotorsさんのページに、2004年(?)ハンドブックの和訳がありました。他にも有益な情報があります!)
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