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2010/12/27

インド出張へGo! - 通貨

インドの通貨はルピーといいます。Rs100で100ルピー。現在の為替で言うと、1ルピーは2円くらいです。したがって、宿賃Rs7,000と書いてあれば、単純に二倍して、1万4千円ということになります(こんなに高い宿賃はインドでは稀ですが)。

ところでこのルピーですが、持ち込みが禁止されています。したがって現地通貨を求める場合は両替屋もしくは銀行で換金しなければなりません。

その最も近い両替屋は、なんと入国前のバゲージクレームのすぐそばにあって一見便利そう、、、なのですが、ココでは変えてはいけません。地球の歩き方にも書いてありますが、トラブルのもとです。

インドでは、
  • 古い紙幣
  • (少しでも)破れた紙幣
は使えません。実際に店では受け取ってくれません。それなのに、外国人(特に日本人)と見ると、釣り銭として渡してきます。いちおう正規の紙幣なので破れた紙幣を銀行で新しい紙幣に交換することもできますが、それには手数料が必要とのことです。

私の同僚がこのバゲージクレームそばの両替所で(事情を知っているのに敢えて)両替をしてみました。案の定、破れた紙幣、種類の違う紙幣が入っていました。「いいのかな?」「ダメじゃん。」と言って二人で強弁に交換を試みたところ、破れた紙幣は交換してくれましたが、古い紙幣は「もう手持ちがない」とか言って交換してくれません(そんなはずはない)。古い紙幣でも"It will work."とか言うので「"Will?"」と怒りをこめて強く反発すると、後ろで待っていたインド人の方が古い紙幣を自分の手持ち分と交換してくれることになりました。基本的にインドの方は親切ですが、中にはズルい人もいるので要注意です。

ちなみに同じようなことが街中でもありましたが、同伴していたインドの方が「I can manage.(意訳:うまく使うから)」と言って交換してくれたことがありました(^^;

ここでの教訓は、
  • 空港では両替しない(セオリーに従う)
  • 不正には確固たる対応する
です。

では、このまま現金なしで過ごせるかどうかと言うと、ケースバイケースです。

同僚による通常の出張では、2,000円分のルピーがあれば、不足がないとのことでした。おそらくチップ程度でしょう。実際仕事をしているだけなら、それほど必要としませんでした。
また、日本へ持ち帰っても再持ち込み禁止なので、あまり余分を持たないことが良いはずです。ホテルやショッピングセンターではクレジットカードが使えますので、歩きまわらなければ、現金はあまり必要ないでしょう。街中のATMで、クレジットカードで換金する程度で問題なさそうです。ただし現地の人に一緒についていてもらって、街中での安全は確保しましょう(外国人というだけで目立つ上に、金銭を下ろしたら…)。

一方、もし市内観光などをするつもりで、おみやげを購入したい場合、いくらか現金を持っていたほうが良いです。現地の人に信頼できる銀行もしくは使っているATMを紹介してもらって、そこで必要なお金を下ろすのが良いと思われます。


それとティップに関してですが、インドではティップを渡す習慣があるようです。どのくらい渡すかの目安はJALのページに書いてありました。ただティップは本当にお礼なので、自分が感じた感謝を額にして支払えば良いと思います。少なくとも米国ほどティップは高くありませんので(^^)
(トイレで札を出す前に小銭をジャラジャラしたらRs2〜3でいいからと言われたりしたので(札は出さなかった)、あくまで上記は参考だと思います)


それではホテルの話をしましょう。

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