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2006/04/27

酔って候

酔えば勤王、覚めれば佐幕。本心はいずれか。

幕末の志士に罵られた山内容堂は、実は相反するその思想に芯が通っていて、人情家であるように描かれている。天下の四賢侯の一人と呼ばれただけあって、ただの気まぐれ者ではなかったようだ。偶然にも倒幕のトリガーを最初に引いてしまったのが容堂自身であったのも意外。

司馬遼太郎の小説は、どこまでが真実でどこまでが脚色なのかわからなくなる。。。



現実世界の混沌としたパーツに司馬遼太郎の世界を当てはめてみると面白い。

身近な話として前の部署に「酔えば商品、覚めれば開発」なんて思える殿様上司がいるけど、実際には深い考えがあったりするのかな。
今は脱藩の身。今日は元の部署の方々と飲み会だったが、いろいろと話が出来て楽しかった。相変わらず元の部署は激務のようだが、自分もそろそろ性根据えて取り組まねばならないのかも。

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