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2006/04/18

国家の品格

選民主義で、自由や論理を否定する書。ただし共感するところもあり。今日の憂いとしては、この本で述べられている日本人の国民性の何パーセントが現代の日本人に残っているかどうかという点。それに警鐘をならす本なのだろう。

いくつか面白かった点:
o 愛国心と祖国愛
o 数学の独創には情緒が必要
o アメリカは初等中等教育がおろそかでもなんとかなる

最後はアメリカ本国の教育水準が低下しても、アメリカの富に惹かれて世界中から優秀な技術者がやってくるので、彼らを雇っているアメリカは安泰という意。
メジャーリーグにも通じるところがあるのではないか。WBCでアメリカの実力(審判含む)が露呈したのに、イチローも松井も城島も皆アメリカにいる。

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