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2005/11/01

2005/10/30 会津駒ヶ岳

00:00頃 出発。 ETC の恩恵を受けつつ、しかしケチって岩槻から乗りました(笑)。那須塩原までノンストップ。那須塩原の岩の湯はエロパワー(by陰山さん)駐車がたくさん。最近の私は怪しげな温泉探しからはめっきり遠ざかっています。那須塩原から檜枝岐は動物がわんさか…急ブレーキ3回。ウサギ、狸、猫みたいな猫でない君。最初のウサギは本当に轢いたかと思って懺悔。たぶん大丈夫だと思いますが…。みんな冬仕度で大忙しのようです。何せ、外気温はもう10度を下回っていますから。
04:30頃 前回とは違って、登山道の取り付きまで車両で進入。誰もおらず、辺りも暗く、私の車はうるさいのでエンジンを切って07:00くらいまで一眠りすることに決定。クマさん毛布に身を包みます(笑)
06:00頃 次第に明るくなってきて、次々に民宿タクシーが登山客を届けに来ます。辺りが明るくなるにつれ、周囲の木々が赤と黄色に色づいていることを知ります。寒いしもうちょっと眠って居たかったのですが、私も仕度をすることにしました。
06:45頃 登頂開始。このスタート地点の木の階段は味があるんですよ~。ノボルゾって気にさせる。でもこのあと急な斜面が30分ほど続くんです(汗)
08:00頃 割と早めに水場分岐へ到着。前回はここに来るまでに暑さでヘトヘトでしたが、今回は寒いくらい。水も250mlくらいしか飲んでいません。しかしこの寒さがますます酷くなっていくとは…。
09:00頃 稜線へ出ました。しかし小雨が降ってきて、辺りは霧で包まれています。せっかくの会津駒の風景が台無しです。しかも途中で小さな雹になってきてしまい、手がかじかむほど寒いため、かりんとうを半分食べて再出発です。
09:15頃 駒の小屋の手前にある分岐着。前回の雪があるときには気がつかなかったのですが、この辺り一帯が湿原になっており、いくつかの沼と湿原の植物(既に枯れている)が点在しています。花もあったようで、その面影がある植物があります。そして…ある一帯は未だに咲いているかのように見えました…しかし実際は違っていて、風雪のために花びらが枯れた後に樹氷のように氷が貼り付き、それが群生しているために白い花畑かと思ってしまったのでした。なかなか面白いものを見てしまいました。さて、ここまで来るとあと一息で山頂です。今回は寒いため、動かずにはいられません。ただ疲労はそれほどでもないので、中門岳まで一歩きして来てしまおうと思いました。
09:30頃 山頂着。ここに来るまでは木道で組まれた道と階段を歩いてきます。しかしくたびれました。その木道が凍っているのです。おまけに傾いているため、横にズリズリ滑ります。おばちゃんに凍ってますと教えてあげたらその少し先で私が派手にころんだり、降りてくる人とすれ違おうとするものの両者共に滑りそうになって一歩も動けず立ち往生したり…。困難を乗り越えて辿り着いた山頂で撮った写真、酷く疲労困憊で公開できません(笑)。どうして会津駒はこう災難続きなんでしょう。次回は9月を狙います☆
10:00頃 さて休みを入れず、引き続き凍った木道を歩きつつ中門岳の道標があるところまで来ました。ここまで割と平坦な湿原を歩くことになるのですが、霞がかっていて、草木も枯れており、やはり夏がいいのかなぁ~と思いました。山頂の湿原なのだから美しいに決まっています。と、それはさておき、寒さのためにゆっくりもして居られません。足腰がきしみ始めていましたが、体が冷えてはもっと動けなくなるために、ややスピードを上げて来た道を引き返します。ただ木道が凍っているため、それほど速くはなりませんでした。帰りは会津駒山頂をトラバースする迂回路を通りました。が、ここが最も凍っていました(冷)。途中でお腹が減ってしまったので、震えながらアップルパイを食べ、再びもうダッシュして降りていきます。凍った木道に比べれば、濡れた土なんて滑らないに近いものです。
11:15頃 水場分岐まで一気に降りると、割と日が差してきて、暖かくなってきました。山頂のほうの植物は枯れ果てていたのですが、麓の植物は今が紅葉シーズンなんです。会津西街道から尾瀬、小出にかけたR352沿いの木々はとてもきれいに色づきます。紅葉の鮮やかさは夜間の冷え込みによるものなのでしょうか。お昼の日差しにとても映えます。
12:20頃 下山完了。山頂から半ばまでのダッシュが聞いて、車の前でぶっ倒れました。ひとまず靴を脱いで体を休めるものの、今回の冷え込みとダッシュには参りました。いちおう防寒着は持っていたのですが、小さくても雹が降るくらいですので、うかうかしていて吹雪にでもなったら大変です。そのため急いで降りてきたのですが…その疲労に反して、予定時刻よりも少し早かったです。しかもここで地図を置いたまま出発してしまいました…
13:00頃 まずは温泉で体を温めようと思いまして、今回は小豆温泉によりました。檜枝岐から田島方面に少し戻り、トンネルの途中を右折したところにあります。しかしこれが失敗…850円と会津地方では存外な高値で(笑)、しかも薄暗くあまりリラックスできませんでした。これなら木賊温泉のほうが良かったなぁ~と今回の山行きにピリオド。あとは下道でゆっくりと帰りましたが、鹿沼で餃子が売り切れのために食せなかったり、ナビが途中で壊れたりとトラブルが発生しましたが、無事に帰れたので良しとします。


会津駒ケ岳: 2132M
資料: 山と高原地図14 尾瀬


10月下旬は既に雪景色の始まり。湿原を楽しむなら9月が良いかもしれない。道はとても整備されており、急な登りが最初に続くが、稜線に出ると景色も疲れも晴れる。夏から秋のほうが、初夏の残雪シーズンよりも格段に登りやすい。


GPSデータは前回とほとんど同じ(中門岳まで延長しただけ)なので掲載しません。ご了承を

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