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2021/05/22

光コラボ転出メモ(ぷらら→OCN)

 ぷらら光の契約更新時期になったため、スマホ回線と同じOCNにまとめたほうが安いだろうということでOCN光に回線を変更することにしました。その際のメモになります。

 

 1. 事業者変更承諾番号の取得

はじめに、ぷらら光もOCN光も光コラボレーションというNTTの光通信サービス上に展開されているサービスであるため、事務手続きだけで変更ができるそうです。

工事も不要で、切り替え完了日に数時間の普通時間が生じるのみ。手続き完了日が、元の回線によっては自動的に解約日となり、新回線にとっては契約日となるそうです。

ぷらら光は5月以降が契約更新月(正確には4月までが契約維持期間でそれ以降はいつ契約を変えてもいい状態)で、OCN光が4月まで割引キャンペーンを行っていました。期間がかぶっていないのですが、OCNのキャンペーンに4月中に申し込んでも切り替え完了日が5月になればぷららの解約日が5月になるため、ぷららとの契約更新月内での解約とすることができます。

手続きには、「事業者変更承諾番号」というものを新旧契約会社で交わす必要があります。

ぷららでは「事業者変更承諾番号」をウェブで瞬時に取得できました。いっけんわからない画面遷移での取得申請になるため、探すよりもぷららに電話やチャットをしたほうが手っ取りばやいと思います。

注意点としては、この番号取得によるぷららからの転出とOCN転入時に手続き費用が各3,000円ずつかかります。携帯各社の割引が総務省によって強制されMNP転出費用などが廃止となりましたので、次の悪しき習慣として光回線の転出・転入費用にもメスが入れられるべきでしょう。少なくとも転入については、新規契約を受け入れるためにも自発的になくしていくのが好ましいとは思います。

 

2. 転出先事業者への手続き

ぷららからの「事業者変更承諾番号」取得は一瞬で終わったので、OCN光に申し込みになります。ただしウェブからクリックすると電話番号が表示され、電話での申し込みになります。しかもかかったオペレータさんと会話した内容は、折り返しの電話をするので今日・明日の都合の良い時間を伝える、といったもの。折り返しの電話による契約だとしても、ウェブサイトを作って電話予約を自動化したほうがよさそうなものだと思いました。もしかすると、コロナの影響でシステム構築が思うように進んでいないのかとも思いました。

 折り返しの電話を受けると、一通りの説明を受けつつ、ぷららからの切り替え日がぷららとの解約日となる(はずである)ことと、それが15日ほどかかること、すなわち5月中の切り替えとなることを確認して承諾。なにやらメモをお願いしますと言われ出先でメモを執れない状況であったため、再度の電話を受けまして(特にメモする内容はなし)、すべての確認を完了。これで終わりかと思いきや、今度は書面が送られるので、それを確認してほしいとのこと。

注意事項としては、OCNのN番号をOCNモバイルワンと同じものにしてはいけない、らしいこと。回線ごとに別の番号を振るため、OCNモバイルワンのN番号をOCN光受付に伝えて登録するとOCNモバイルワンの契約が光回線に切り替わってしまうもよう(?!)。N番号は新規の発行としなければならないようです。

3. 回線の切り替わり

書面で回線切り替え日が通知されます。切り替え時の1時間前後は不通になりますが、工事はなしですっと切り替わっています。

工事の切り替えに合わせて、OCN光のPPPoEの設定をルータに行います。ぷらら光の設定のままで不通になったことを確認してから、OCN光のPPPoEの設定します。すると、何もなかったかのようにつながります。

IPoE(IPv6 over Ethernet)にすると高速化されるという話があったので、そちらも試してみます。ぷらら光はDS-Lite方式のtransix(Internet Multifeed)でしたが、OCN光はMAP-E方式のOCNバーチャルコネクトになります。速度計測をしたところ、ぷらら光(transix)、OCN光(PPPoE)、OCN光(IPoEバーチャルコネクト)の順の接続速度でした。IPoEバーチャルコネクトは接続状態も安定しておらず、いつの間にか、不通になってしまいます。ルータの再起動が必要になるのだが、これはルータの問題かもしれないです。少しぷらら光(transix)に未練が残りますが、OCN光(PPPoE)が割と速く安定的に使えているので、この選択肢で使い続けることにしました。


以上のように、光コラボレーションによって対応するISPを簡単に瞬時に切り替えることができます。今後ルータを変えてみてIPoEバーチャルコネクトに再挑戦してみますが、ルータを変えて速度が出ないようならOCN光とOCNバーチャルコネクト間の接続帯域の問題でしょうから、また転出を検討してみようと思います。

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