SyntaxHighlighter

2010/06/15

Thunderbird3でHTML形式とテキスト形式の送信切り替え

最近HTMLメールの方が増えています。インラインでメッセージを書き、自分のコメントに色を(次々に)変化させて返信してきます。

一見見栄えが良いのですが、引用符情報を元にメーラーが勝手にやるべき仕事を人間がやるなんて非常に効率が悪い人だなぁと思っています(彼は外国人ですが)。

ところで僕はHTML形式のメールは送信せず、テキスト形式のみの送信にしています。そのため、彼がせっかく色づけしてくれたメールに対して返事を書くと、彼の色づけ情報を全て破棄することになってしまいます。このことは少し良心が傷むため、彼にあわせてHTML形式でメールを返信しようと考えました。

ところが!

Thunderbird3にしてからか、テキスト形式からHTML形式に編集ウィンドウから変更できないのです。正確には、送信形式を変更するメニューがオプションに現れないのです。

試しにデフォルトの挙動をHTML形式で送信するようにアカウントを設定し、オプションメニューを覗いてみたところ、送信形式を変更する箇所がありました。テキスト形式で送信するように設定していると途中からHTML形式には変更できないけれども、HTML形式で送信するようにしていれば途中からテキスト形式への変更は可能なようです。編集中のデータを可逆な中間形式で持っているのではなく、どちらか一方へ変換して保持しているからなんですね。

とは言っても、デフォルトの送信形式をHTML形式に固定したくはありません。

そこでいろいろと調べていると、ありました
If you hold down the Shift key when clicking the Forward button, the message will be composed in the format that is the opposite of your default (that is, HTML if your default is text and vice versa).

返信ボタンを押すときにシフトキーを押しながら押す。すると、設定している形式と別の形式で編集ウィンドウが開くようになります。つまり、テキスト形式をデフォルトの送信形式にしておけば、HTML形式の編集ウィンドウが開きます。

これで問題解決して、すっきりしました!

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