SyntaxHighlighter
2009/12/30
携帯マスターNX LE for WILLCOM アップデート
W-ZERO3にて通話するときに音声が聞こえなくなってしまった。発信・着信はできるが、音声が聞こえない。修理するのも気が乗らなかったので、オークションでWILLCOM nineを手に入れて乗り換えることにした。
WILLCOM PHSのジャケットフォンはW-SIMが通信部分を担っているが、他社携帯のSIMロックとはことなり、W-SIM自体にロックがかかっていない。つまり、W-SIMを差し替えてオンラインサインアップをすれば、別のジャケットでも使えるようになる。
問題は、アドレス帳の移行。W-SIMにアドレスを入れていれば、新しいジャケットでもそのままアドレス帳を使用することができる。しかし、W-ZERO3はW-SIMのアドレス帳に対応しておらず、W-ZERO3→(MS ActyiveSync)→Outlookアドレス帳→(携帯マスターNX LE for WILLCOM)→nineという経路を経て移行する必要がある。
Outlookアドレス帳までは容易にインポートできた。(結構昔になるが)ActiveSyncも4.5になって安定していた。
問題は、nine同梱ソフトの携帯マスターNX。これがクセもの。
はじめに立ち上げるとランタイムエラーが発生する。しかしアプリは落ちないので、サブプロセスが落ちるらしい。どうやらアップデートプロセスをウィンドウ表示時に走らせているようで、「オプションから30日ごとに確認」を無効にしたらエラーがでなくなった。
その状態で、Outlookアドレス帳から携帯マスターNXにインポートしようとしたら、、、100%のCPUを消費して応答なし状態になる。
もともと古い同梱アプリなので、アップデートがあるだろうとウェブサイトを覗くと、1.0.8.0のアップデータがあった。"for WILLCOM"ではないので勘ぐりながらアップデートを試みると、アップデートは成功した。ただし、アプリを立ち上げると"LSAPIW32.DLLが見つからない"とのランタイムエラーで起動できなくなってしまった。
LSAPIW32.DLLを調べると怪しい情報ばかりでてくるので、同梱バージョンを再インストールした。
もとのバージョンのアプリを立ち上げ、ふとヘルプメニューから「ジャングル製品オンライン」→「携帯マスターホームページ」と辿ってウェブサイトを参照すると"for WILLCOM"専用のページがあり、そこにはアップデータがあった。それを適用すると最新版のチェックが可能になっており、"for WILLCOM"版の1.0.8.1アップデータが見つかった。アップデート内容に高速アドレス帳同期とあったので、期待して入れてみる。アップデートはOSの再起動をしないと完了しないので、再起動を忘れてはならない。
しかし残念ながら、Outlookアドレス帳からのインポートは依然遅いまま。
インポート処理は途中で強制終了すると途中まで読み込んでいるようだったので、どうやら無限ループというよりはビジーループに陥っているようだ。
(注: 強制終了が運の悪いタイミングで行われると、アプリ自体が二度と立ち上がらなくなったりもした。その場合はアンインストールとインストール、アップデートを再び行う。)
仕方がないので、インポート処理をしつつ放置すると30分くらいで200件のデータを読み出せた。。。
ただし、どうやらZERO-3から読み出したOutlookアドレス帳のフィールドと携帯マスターNXのフィールドが合致していないようで、データがあったりなかったりする。
ウェブの情報を参考に、AB列にフリガナを入力し(存在しない場合はZ列からコピー)、I列をL列にコピーしてN列を削除し、そして保存。携帯マスター側のデータを一度破棄し、修正したデータをファイルから読む(同じデータでも読めたり読めなかったりする。どうやらファイルをExcelなどで開いたままでは処理をスキップしてしまうようだ)。その後、nineに更新した。
アドレス帳の更新のために、ActiveSyncを入れたり、同梱ソフトを入れたり、やたら手がかかった。Outlookアドレス帳の仕様やデバイスとの相性も微妙な具合(メーカー独自に対応している模様)。
SIMアンロックな携帯を買っても乗り換えるたびにこのような手間がかかるのであれば、なんとかしてもらいたいところ。その点ではアンドロイド携帯のように、オンラインでアドレス帳を保持しているのは正解のような気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿