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2005/09/18

入水鍾乳洞と大田原牛について 2005年09月18日03:29




本日 17 日は以前から行きたがっていた、入水鍾乳洞に行ってきました。また、大田原牛とは何ぞや?を解明すべく、大田原にも潜入してきました。そのレポートを書きます。

参考日記: http://mixi.jp/view_diary.pl?id=35207614&owner_id=926580
参加者 : タタキング、やぎおか、私

1. 入水鍾乳洞

本日の予定は、朝 9:00 に出発し、白河ラーメンを食し、入水鍾乳洞で出陣。その後、大田原や那須を大田原牛を求めるつもりでした。しかしながら、今日は三連休初日だったんですね。東北方面へクルマで出かける方が多く、浦和インター入ってすぐに事故(詳細不明)で2車線規制、矢吹インター前後で追突事故のために 12 キロ渋滞と、出だしが散々でした。白河付近を過ぎるに既に 12:00 であり、お目当てのとら食堂は混んでいるだろうと思いラーメンはスキップし、入水鍾乳洞に直行しました。途中須賀川の洋食屋さんに入り腹を満たし、 14:30 到着。思ったよりも異常に時間が掛かってしまいましたが、参謀タタキングが高速道路上で鍾乳洞ガイドを予約してくれていたため、到着早々探検開始となりました。

まず始めに準備をします。やぎおか氏はわらじ草履をレンタル、そして着替え、入水鍾乳洞初心者の二人はヘッドライト着用。入水鍾乳洞 2 度目の私はライトを忘れており、タタキング氏からペンライトをレンタル。ロウソクを貸してくれるとてっきり思っていたのですが、実はそれは B コースだけのもよう。私たちが目指す C コースはより厳しいので完璧な装備を持参せよ、とのことらしいです。ペンライト、非常に助かりました。服装は、短パンに T シャツで十分ですが、上半身は 300 円くらいのヤッケがあるとよりよいでしょう(特に女性には)。

さて、早速鍾乳洞に入って行きます。はじめは A コースです。水がジャージャーと滝のように流れる岩場を、鉄製のはしごなどを伝い、歩いて行きます。この辺りで既に濡れがちなのですが、比較的落ち着いて鍾乳石の見学ができます…。が、これは入水鍾乳洞の本質ではありませんでした。それを証明するかのように、先を行くガイドの大野さん(推定高校生)は A コースでは、背を向けたままほとんど一言も言葉を発しません(笑)

A コースで鍾乳石見学を堪能すると、鉄柵がある B コースの入り口に達します。その柵の向こう側は小川のようになっていて、だいだいくるぶしほどの水位の冷たい水がゆっくりと流れてきます。ここからが本番だと気合を入れて進むと、ほどなく水位はすねからひざに達し、その冷たさには我慢できません。しかし後に戻ることは許されません。進まなければ状況が打開できないと頑張るものの、足の先から感覚が麻痺していき、ついには股下から足を上げることが困難になってしまいました。しかし、それも慣れ。足が死んだように麻痺したのち、感覚がなくなり、再び動くようになりました。ランナーズハイってとこでしょうか。
B コースまではガイドがいなくても探訪することができますが、上記のように水の冷たさが半端でなく、立ち往生してしまうこと必至です。また、 B コースにおいても鍾乳石の合間を巧みにくぐっていかなければなりません。鍾乳石を掴んだり、滑ったり、飛んだり(?!)できる鍾乳洞って入水鍾乳洞以外にないのではないでしょうか。滅多に体験のできないことです。また、 B コースにおいて二つの「胎内くぐり」があり、腹這いになって進みます。この時点で既にパンツの中までビシャビシャです。

C コース…実はここに至る前までに様々に命名された鍾乳石があったのですが、洞窟内を進むことで精一杯で、「見る」というより「頭、背中をぶつける」ことがほとんどで、サイトに載っているほどには記憶にありません。そこで C コースではやっとガイドがガイドらしいことをしてくれます(もちろんそれまでも誘導などをしてくれていました)。例えば、「第二音楽洞」では鍾乳石を鍾乳石で叩いて様々な音色を奏でてくれたり(試させてもくれます)、おそらく「天国の夢」では天使のように見える鍾乳洞を紹介してくれたり…。ここに来て再び鍾乳洞らしさを取り戻しました。 C コースは少し短めで、ガイドによる説明がなされる場かなぁと思いました。進むことの険しさは B コースと同等です。

C コースの終端に着くと引き返すことになります。ここでジップロックに包んできたデジカメで写真を 2 枚ほど(オリンパスのμシリーズが一台欲しい)。みんな笑っていましたが、実は心身ともに死者のように冷え切っていましたね(冷笑)。ただ達成感はありました。ガイドさんは C コースの入り口までは一緒に帰ってくれますが、 B コースからは自力で…ということでもの凄い速さで脱出していきました(脱帽+敬礼)…。再び二つの「胎内くぐり」で腹這い状態、すなわちビシャビシャとなりつつ、無事生還できました。


B コースからは鍾乳洞というよりも、ほとんど洞窟探検となります。苦もあるものの、非常にスリル満点で楽しい!!!なぜ学生時代に来なかったのか不思議ですが、じもてぃのやぎおかさん曰く「灯台下暗し」とのことで、あまり気にもしなかったのでしょう。また是非行きたいと思います。今度は準備万端にして、 B コースで鍾乳石を堪能できるように…。

脱出後、無事生還したことを祝いあい、冷え切った体を隣接する公衆浴場で温め、その場を後にしました。

入水鍾乳洞: http://www1.plala.or.jp/CUE/cave_irimizu.html


2. 大田原牛とは何ぞや

「大田原牛とは何ぞや」…それは私の会社の先輩がやたら値がはる、大田原牛のステーキ屋を見つけてきたことに端を発します。値段が高いのであるから美味しいには違いないと思うのですが、私が大田原近辺をさまよったときに牧場など見つけることができませんでした。なので、「大田原」牛と言われても、ピーンと来ませんでした。それで、その真実を探ることをなるべく早い時期に行いたかったのです。

まず本日の結論を先に記しますと、

「大田原についたのは既に夕食時。よって牛の存在は確認できなかったが、その味を確認するに、それはまさしく「大田原牛」であった。」

です。

そもそも 14:30 に入水鍾乳洞につき、 1.5 時間も地獄の冷水をジャブジャブし、お風呂で温まって鍾乳洞を発ったのが 17:00 ちょうど。そこから大田原を目指して高速を使いましたが、それでも 19:30 でした。本当は牛の生きている姿を確認できれば良かったのでしたが、牛もおやすみ時です。それは不可能ですので、お腹も減ってきたことですし、とりあえず食べて帰ることにしました。(ただし、生きている牛を確かめたかったとか、後の二人には言っていませんでした、興味ないでしょうから…)

大田原牛を食べられるところは、「大田原牛大黒屋総本家」。メニューを見ると、それは目の玉が飛び出しそうな値段です。でも私たちは勇気を振り絞って入店しました、我々の探究心は価格には負けないぞと(笑)。

メニューを見るなり、やはり悩ましいのは価格…うーん欲を出せばすぐに福沢諭吉が一人去っていきます。仕事をサボっている私は高いお肉を食べる資格がないので 170g のロースステーキセット(5.8K)、仕事を頑張っている若年やぎおかさんはボリューム満点ジャンボステーキ+ワイン(7.5K)、就職歴最長のタタキング氏はゴージャスに限定極上ジャンボステーキ+ビール(????)を行きました。料理が届くまで、みな心の中で諭吉や一葉に別れを惜しんでいたのですが… いざ料理がきて、その美味しそうな風貌に笑顔が溢れます(諭吉さよなら)。なんとも香ばしい匂いを立て、ジュージューと BGM がけたたましく鳴っています。写真を撮っていてはせっかくの料理が冷めてしまいますので、早速一口。。。「まいぅ~」。石塚も来て食べたようですが、まさにその一言。「まいぅ~」また書いてしまいました。ホント美味しいんですよ。こんがりと焼けた表面は少し硬いのですが、その中のお肉がまるでトロかプリンのよう…。もしこれが「牛肉」だとすれば、今まで食べてきたのはトド肉ではないかと思うくらい、スジや繊維が全くありません。焼き目という殻に閉じ込められたたっぷりの肉汁は、口の中で噛めば噛むほど(噛んでも歯ごたえはないのですが)湧き溢れ出ます。いやぁ~、本当に美味しすぎます。まぁ値段それなりではありますが、その値段を出すのを惜しむ必要がない味でしょう。

というわけで、大田原にて生きる牛を発見することはできず、その味に惨敗しましたが、その味に私のお腹は踊ってしまいました。仕事を頑張って、また来たいです。今は大きな仕事をするより、大きな肉が食べたいです(笑)

大田原牛大黒屋総本家: http://www.otawaragyu.com/ (すごいアドレス!)



追記:
私たちが座った席は相田翔子がロケで座った席で、明日の夕方放映されるとか。すごくタイムリー。ほんとかな、ワクワク♪。

番組名は「ドライブ A GO!GO!」。日曜 18:00 からです。

相田翔子: http://www.aida-shoko.com/
ドライブ A GO!GO!: http://www.tv-tokyo.co.jp/drive/

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