SyntaxHighlighter

2005/10/23

土合 見学 2005年10月23日00:08




今日は紅葉を見ようと谷川岳までひとっ走りしてきました。いちおう山装備で登って降りてこようと思っていたのですが、あいにくのお天気。また、霧が酷かった上に、まだ早かったらしくあまり紅葉していませんでした。残念。

ところで、谷川岳付近に土合駅というのがあります。土合駅は俗にモグラ駅として、主に一部の方面の人に知られています。今日はそこにも行ってきました。

改札は地上にあり、現在の上り線ホームが併設されています。ただし下り線のホームが地下 70M にあります。複線化するにあたりトンネルを新たに掘ったのですが、土合駅から新しいトンネル内ホームに行くために 462 + 24 段の階段を降ることになったそうです。

実際に下って上って来ました。その長ーいこと。しかも冷気が漂い、静寂な地下…。
ちょっと恐れをなしてしまいましたが、階段を全て下り、ホームに辿り着きました。ホームに人影なく、そしてこの静けさ…。例えるならば悪の秘密結社に潜入したかのようであり、いつショッカーが出てきても不思議ではありませんでした。

カチカチと適当にシャッターを押したりしていると、ゴーーーと地鳴りし、トンネルの奥から僅かな光が…。偶然にも、少ない本数の列車が来たようです!
なんとも迫力のあるノイズと共に車両が現れ、停車しました。不思議なことに車内は明るく、"人" が乗っていました。 いや、てっきりショッカーが乗っているのだと思い込んでいたので。

駅で、登山客(男性独り)と温泉客(おばちゃん)、駅観光客(家族)が降り、階段をずらずら上っていきます。さすがに温泉客は階段の半分くらいでバテてしまいましたが、通常はこれが普通でしょう。階段数が半端でないので。ちなみに階段横にはエレベータ用と思われるスペースが確保されていますが放置されており、地下水が垂れているため、鍾乳石のようにもなってしまっています。

不可能に挑んだ昔の人の英知を感じた 土合駅 でした。

0 件のコメント: