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2005/09/24

尾花@うなぎ 2005年09月24日23:20




雨の中、ウダウダ読書も人生しらけているのでウナギを食べに
行ってきました。

行ったのは、南千住の「尾花」というお店。和食を食べるため
に、というより下町風情を感じるために、別段遠出しなくて良
い今の住居はとても便利。

さて、店は駅の近くにあるのですが、入るのにちょっぴり躊
躇ってしまうような厳かなたたずまい。 15:00 くらいに行っ
たので並ぶこともなくあっさり入店。いつもは庭先に行列のよ
うです。

お店は座敷になっていて、いちばん隅の席にちょこんと座りま
した。うな重 2500 円より、 3000 円、 3500 円となります。
ま、相場はこんなものでしょう。とりあえず一番安いのを注文
(笑) でもオマケに肝吸(300円)をつけました。
「うなぎの追加、お土産は後からではできません。」と言われ
てしまいました。ふむ、どういうことなのかわからず、とりあ
えず「大丈夫です」と答えておきました。なにか事情があるの
でしょうか?!

うなぎ屋っていうのは、頼んでからさばくものなのでしょう
か。出てくるまで、非常に時間がかかりました。待つこと33
分、立派なお櫃が出てきました。隣の旦那は酒やお漬物やらい
ろいろと頼んで常に何かを食べていましたが、こちらは腹ペ
コ。早速蓋を開けてみます。

開けた瞬間に「むはぁ~」という空気溢れ出る、うなぎが敷き
詰められたうな重でした。どう食べていいのかわからず、第一
刀は端に見えるご飯にしました。ご飯単体でも美味しく感じら
れ、次はうなぎに触手を伸ばしてみました。
ふんわり、やわらかぁ~い。まるで豆腐かはんぺんのようでし
た。で、重要なタレですが、巷のスーパーあるいは社食のそれ
とは味が異なっており、意外とあっさり系なんです。甘たるい
タレだと思い込んでいたのですが、むしろ塩味(塩辛い方向。
でも辛くない。)で、後に引きません。そのタレがうなぎの肉
にしみこんでいて、うなぎの油と直交することなく蜜にハモっ
ています。

最初は量が多いと思ってがっついていたのですが、なくなるに
つれて寂しくなり、徐々にスピードダウン。完食してしまった
ときには、わびさびの世界です。でもとても幸せな気分になり
ました。

肝吸いも美味しく戴くことができましたが、肝って感じがしな
いのです。これなら寿司屋の鯛汁のほうが美味しいかな。


というわけで精力もついたはずだし、明日は会社に行くかなぁ
~(月末締め切りなので)。けど、まだ迷ってます(^^;

場所は南千住南口を降り、高架沿いに歩いてスグです:
http://maps.google.com/maps?q=%E8%B6%B3%E7%AB%8B%E5%8C%BA&ll=35.728233,139.800103&spn=0.005676,0.005514&t=k&hl=ja

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